今季のクレーコート2戦目に臨む大坂なおみが第2シード、青山/柴原は第4シード [イタリア国際]

写真はマドリッド・オープンでの大坂なおみ(日清食品)(Getty Images)

WTAツアー公式戦の「BNLイタリア国際」(イタリア・ローマ/5月10~16日/賞金総額183万5490ユーロ/クレーコート)に、日本の大坂なおみ(日清食品)が出場する。世界ランク2位(4月26日付)の大坂は第2シードとなり、初戦となる2回戦でジェシカ・ペグラ(アメリカ)とダリア・カサキナ(ロシア)の勝者と対戦する予定になっている。

 今大会に2年ぶり4度目の出場となる23歳の大坂は、2019年のベスト8がこれまでの最高成績。その年は2試合を勝ち上がったあと、右手のケガを理由にキキ・バーテンズ(オランダ)との準々決勝を棄権していた。

 2021年シーズンの大坂はここまでに4大会でプレーし、2月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)では2年ぶりに女王の座に返り咲いていた。前週のマドリッド(WTA1000)で2021年のクレーコートシーズン初戦に臨んだ大坂は1勝を挙げたが、2回戦でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)に4-6 6-3 1-6で敗れていた。

 予選には2人の日本勢が出場していたが、第15シードの土居美咲(ミキハウス)が初戦で元世界ランク2位のベラ・ズボナレワ(ロシア)に6-4 3-6 3-6で、日比野菜緒(ブラス)は予選決勝で第13シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)に5-7 3-6で敗れた。

 そのほかの日本勢は青山修子(近藤乳業)/柴原瑛菜(橋本総業ホールディングス)と二宮真琴(エディオン)がヤロスラーワ・シュウェドワ(カザフスタン)とのペアでダブルスにエントリーしており、青山/柴原が第4シードとなっている。

 イタリア国際はWTA1000に格付けされる大会で、シングルス56ドロー、ダブルス28ドローで争われる。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、SRはスペシャル・ランキング(ケガなどで長期休養を余儀なくされた選手への救済措置)

女子ダブルス1回戦組み合わせ|日本人選手

9青山修子/柴原瑛菜(近藤乳業/橋本総業ホールディングス)[4] vs 11リューメラ・キッシャノック/エレナ・オスタペンコ(ウクライナ/ラトビア)と12ジュリア・ガット モンティコーネ/ビアンカ・トゥラーティ(イタリア)[WC]の勝者

27二宮真琴/ヤロスラーワ・シュウェドワ(エディオン/カザフスタン)vs 28ルーシー・ラデッカ/ラウラ・シグムンド(チェコ/ドイツ)

予選結果|日本人選手

予選決勝

●22日比野菜緒(日本/ブラス)5-7 3-6 ○24マルタ・コスチュク(ウクライナ)[13]

予選1回戦

●8土居美咲(日本/ミキハウス)[15] 6-4 3-6 3-6 ○7ベラ・ズボナレワ(ロシア)[SR]

○22日比野菜緒(日本/ブラス)6-2 6-0 ●21シェイ・スーウェイ(台湾)[6]

上位出場選手シード順位|シングルス

アシュリー・バーティ(オーストラリア)[1]
大坂なおみ(日本/日清食品)[2]
シモナ・ハレプ(ルーマニア)[3]
ソフィア・ケニン(アメリカ)[4]
エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[5]
ビアンカ・アンドレスク(カナダ)[6]※体調不良により欠場
アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[7]
セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)[8]

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写真◎Getty Images

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