ガリンがクレーコートでツアー3勝目、シュワルツマンは初の地元優勝ならず [コルドバ・オープン]

ATPツアー公式戦の「コルドバ・オープン」(ATP250/アルゼンチン・コルドバ/2月3~9日/賞金総額61万10ドル/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第3シードのクリスチャン・ガリン(チリ)が第1シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を2-6 6-4 6-0で倒し、今季初優勝を飾った。試合時間は2時間4分。

 ATPツアーでガリンがタイトルを獲得したのは、昨年5月のミュンヘン(ATP250/クレーコート)以来で通算3度目となる。この勝利でツアー決勝での戦績は、3勝1敗となった。

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 23歳のガリンはツアー初優勝を飾った昨年に2勝を挙げて世界ランクを自己最高31位まで上昇させたが、今季は6試合プレーして1勝しか挙げることが出来ずに今大会を迎えていた。大会後に更新されるATPランキングでは、キャリアハイの26位に浮上することが決まった。

 この結果でガリンは、シュワルツマンとの対戦成績を3勝3敗のタイに追いついた。昨年は2度対戦しており、5月のミュンヘンの2回戦はガリンが6-1 7-5で、11月のデビスカップ(スペイン・マドリッド/室内ハードコート)ではシュワルツマンが6-2 6-2で勝っていた。

 今大会でのガリンは、初戦となった2回戦でアッティラ・バラージュ(ハンガリー)を6-3 6-0で、準々決勝で第6シードのパブロ・クエバス(ウルグアイ)を1-6 6-3 6-4で、準決勝ではアンドレイ・マルティン(スロバキア)を2-6 6-2 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 27歳のシュワルツマンは昨年10月のウィーン(ATP500/室内ハードコート)に続く8度目のツアー決勝で、母国アルゼンチンでの初タイトルを目指していた。

 ダブルス決勝も行われ、第3シードのマルセロ・デモリナー(ブラジル)/マットヴェ・ミドルコープ(オランダ)が第4シードのレオナルド・メイヤー/アンドレス・モルテーニ(ともにアルゼンチン)を6-3 7-6(4)で下して大会を制した。

※写真は昨年のミュンヘンの大会でのクリスチャン・ガリン(チリ)
MUNICH, GERMANY - MAY 03: Cristian Garin of Chile plays a fore hand during his quater final match against Alexander Zverev of Germany on day 7 of the BMW Open at MTTC IPHITOS on May 03, 2019 in Munich, Germany. (Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images for BMW)

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