ウインブルドンで準々決勝から決勝まで収容人数いっぱいまで観客動員が可能に

写真はロジャー・フェデラー(スイス)とキャメロン・ノリー(イギリス)の男子シングルス3回戦が行われたセンターコート(Getty Images)


 2年ぶりの開催となる今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月28日~7月11日/グラスコート)のセンターコートと1番コートの観客は、シングルスの準々決勝から大会の終わりまで収容人数いっぱいまで観客を迎え入れることができるようになる。

 これは昨年に新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが起きて以来、イギリスで初めて満席の屋外スタジアムで行われるスポーツイベントになるだろうとオールイングランド・クラブは日曜日に発表した。

 2020年のウインブルドンはパンデミックにより中止となったが、大会が行われなかったのは第二次世界大戦以来のことだった。クラブによればここまで50%に規制されていたふたつのメインスタジアムの観客数の引き上げは、大会1週目の成功と政府の承認によって実現する。

 男女の4回戦をすべて行う『マニックマンデー(大忙しの月曜日)』のあと、準々決勝は女子が火曜日、男子は水曜日に予定されている。それに続いて木曜日と金曜日に準決勝を行い、女子決勝が土曜日で男子決勝は7月11日の日曜日に行われることになっている。

 大会が始まる前、100%の観客動員は男女のシングルス決勝のみで許されるとクラブは述べていた。

 センターコートが1万4979人、1番コートは1万2345人を収容することができる。クラブによれば会場のその他の場所で許されるファンの人数は、試合で使用されるコートの数に応じて減らされることになる。

 観客は変わらず大会に訪れるときには常に、48時間以内に受けたウイルス検査で陰性だったか証拠かワクチン接種を必要な回数受けた証明書を提示しなければならない。(C)AP(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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