ITFツアー2週連続優勝で初のトップ100入りを決めたばかりのカリニーナがツアー決勝に快進撃 [ハンガリアン・グランプリ]

写真はフレンチ・オープンでのアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「ハンガリアン・グランプリ」(WTA250/ハンガリー・ブダペスト/7月12~18日/賞金総額23万5238ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝が行われ、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)とアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)がタイトルをかけて対決することになった。

 第1シードのプティンセバがワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したダルマ・ガルフィ(ハンガリー)を6-2 3-6 6-2で倒し、カリニーナは7-6(5) 4-1とリードした時点で第2シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)が棄権したため勝ち上がった。

 2019年5月のニュルンベルク(WTAインターナショナル/クレーコート)以来となる決勝に進出した26歳のプティンセバは、WTAツアー2勝目に王手をかけた。過去のツアー決勝での戦績は、1勝2敗となっている。

 今月のモンペリエ(W60/クレーコート)とコントレクセビル(W100/クレーコート)を制して初のトップ100入りを決めて今大会を迎えている24歳のカリニーナは、ツアー大会では3度の2回戦進出がこれまでの最高成績だった。

 決勝で戦う両者の対戦成績は、1勝0敗でプティンセバがリード。2014年5月にオスプレー(ITF5万ドル/クレーコート)の予選で一度顔を合わせ、プティンセバが4-6 6-4 [10-6]で勝っている。

 ダブルスは決勝が行われ、ミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)/ファニ・シュトーラ(ハンガリー)がアリョーナ・ボルソバ(スペイン)/タマラ・コーパッチ(ドイツ)とのノーシード対決を6-4 6-4で制して優勝を飾った。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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