“ゴシップ・ガール”21歳ケニンが初のグランドスラム決勝でまばゆい光を見る [オーストラリアン・オープン]

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の大会11日目、女子シングルス準決勝。
 
 ソフィア・ケニン(アメリカ)はまばゆい光と大都会を楽しんでいる。それゆえ彼女は、いつの日かマンハッタンに住みたいと願っている。おそらくそれが、今なぜ彼女がグランドスラムの舞台で成長しているかを説明しているだろう。

「たぶん『ゴシップ・ガール』(アメリカのテレビドラマ)が理由で、私はニューヨークが好きなの。ただあそこにいたいのよ」と21歳のケニンは明かした。「セントラルパーク、5番街、あれらの店々。私はああいったお店が好き。人生を楽しむのが好きなの」。

 間違いなくケニンは、オーストラリアン・オープンで注目の的だ。彼女は土曜日の決勝で、グランドスラム大会で2度優勝した実績を持つ元世界ランク1位のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)と対戦する。

「彼女に対するとき、ディフェンスに回りたくないわ。彼女はボールを決めることができる選手よ。彼女は本当にアグレッシブだわ」とケニンは警戒した。「だから、どちらがよりポイントをコントロールするかの勝負になると思う。どちらが主導権を握るかのね。もちろん、いいディフェンスは助けにはなるけれど」。

 これは第14シードのケニンにとって、グランドスラム大会決勝のデビュー戦となる。これまでの彼女は、一度もこの舞台で4回戦を超えたことがなかった。

 しかしそのガッツと多彩さのあるスタイルのおかげで、彼女は15歳で将来を嘱望させるスターのコリ・ガウフ(アメリカ)、第1シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)らを乗り越えてきたのである。

「こういうことは、そう頻繁に経験できることじゃない。もちろん、私はこの経験を楽しむわ。本当にエキサイティングよ。文字通り、ぞくぞくするわ」とケニンは決勝を見据えた。彼女の脚がコート上で彼女を動き回らせるのと同じくらいスピーディに、言葉が彼女の口からこぼれ出た。

「私はただ、自分がやる必要があることに集中する。自分のテニスに集中するわ。私はここにたどり着いた。今、輝くべきときがきたのよ」

 彼女が7歳だったとき同様、ケニンは早熟で自分のことを信じている。彼女は7歳のときにテレビのインタビューで、2003年USオープン・チャンピオンであるアンディ・ロディック(アメリカ)のサービスをリターンできると言ったのだ。

 この種の態度は、木曜日のバーティ戦でも見て取れた。ケニンは第1セットと2セットの双方で2度に渡ってセットを落とすまであと1ポイントと追い詰められたが、最終的に7-6(6) 7-5で試合を決めた。

「彼女には適応能力がある」とバーティは相手を評価した。「彼女は今現在、非常に自信に満ちてもいるわ」。

 2019年を52位で始めたケニンはそれまでツアーレベルでの優勝経験はなかったが、その年を3つのタイトルと世界12位のランキングを手に終えることになった。

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