18歳フェルナンデスがキャリア最大の勝利で初のグランドスラム16強、大坂なおみはレフティーに3連敗 [USオープン]

写真は勝利が決まった瞬間のレイラ・フェルナンデス(カナダ)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、18歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ)が第3シードの大坂なおみ(日清食品)を5-7 7-6(2) 6-4で倒す番狂わせを演じてベスト16進出を決めた。試合時間は2時間4分。

 2020年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)で初めてグランドスラム本戦の舞台に立ったフェルナンデスは、同年のフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)での3回戦進出がこれまでの最高成績だった。

 2019年全仏ジュニア優勝者で同年9月にジュニア世界ナンバーワンの座にも就いたフェルナンデスは、3月にモンテレイ(WTA250/ハードコート)でWTAツアー初優勝を飾っていた。世界ランク3位の大坂は、フェルナンデスがこれまでに勝った最高位の選手となる。この結果でフェルナンデスは、対トップ5の戦績を2勝1敗と勝ち越した。

 フェルナンデスは次のラウンドで、スローン・スティーブンス(アメリカ)を5-7 6-2 6-3で破って勝ち上がった第16シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と対戦する。

 そのほかの試合では第2シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第27シードのダニエル・コリンズ(アメリカ)を6-3 6-3で、第15シードのエリース・メルテンス(ベルギー)は第20シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-3 7-5で下し、勝ち上がった両者が4回戦で顔を合わせることになった。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

女子シングルス3回戦|主な試合結果

○81アンジェリック・ケルバー(ドイツ)[16] 5-7 6-2 6-3 ●86スローン・スティーブンス(アメリカ)

○91レイラ・フェルナンデス(カナダ)5-7 7-6(2) 6-4 ●96大坂なおみ(日本/日清食品)[3]

○113エリース・メルテンス(ベルギー)[15] 6-3 7-5 ●120オンス・ジャバー(チュニジア)[20]

○128アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[2] 6-3 6-3 ●121ダニエル・コリンズ(アメリカ)[27]

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写真◎Getty Images

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