元世界1位ハレプがケーヒル氏との師弟関係の終了を発表「選手としても人としても成長させてくれたダレンに感謝」
グランドスラム大会を2度制したシモナ・ハレプ(ルーマニア)が水曜日に自身のツイッターを更新し、「6年間に渡って一緒に素晴らしい仕事をしたあと、ダレン・ケーヒル(オーストラリア)と私は仕事上の関係を終わらせる時期がきたと判断しました」と発表した。
ハレプはふたりがともに活動していた2018年フレンチ・オープン決勝でスローン・スティーブンス(アメリカ)を下し、彼がコーチの座から離れている期間中だった2019年ウインブルドン決勝ではセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を倒してグランドスラム大会で2つのタイトルを獲得した。
2017年10月に世界ランク1位の座に就いたハレプだが、ケガによる離脱期間を経て現在は14位までランキングを落としている。今月のUSオープンで4回戦敗退に終わったハレプは、5月のローマで左ふくらはぎを負傷して途中棄権したあとフレンチ・オープン、ウインブルドン、東京オリンピックに出場できなかった。
週明けの月曜日に30歳の誕生日を迎えるハレプはツイッターを通し、「私をテニスプレーヤーとしても人としても成長させてくれたダレンに感謝します」とケーヒルに対する感謝の意を述べた。
それに対してケーヒルは「いいえ、こちらこそ君と一緒に君の信じられないような旅に僕を連れていってくれたシモに感謝しています」と返し、「あなたは素晴らしいテニスプレーヤーですが、もっとも重要なのは素晴らしい人物であり友人であるということです」とコメントした。(C)AP(テニスマガジン)
写真◎Getty Images
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