バンティアとの初コンビで臨んだ渡邉聖太が決勝で第1シードの島袋将/田島尚輝を倒して2週連続ダブルス優勝 [M15カンクン]

写真はイメージ(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ワールドテニスツアー・カンクン」(ITFワールドテニスツアーM15/メキシコ・カンクン/本戦9月27日~10月3日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、第3シードのシダント・バンティア(インド)/渡邉聖太(ノア・インドアステージ)が第1シードの島袋将(有沢製作所)/田島尚輝(やまやコミュニケーションズ)を1-6 6-4 [10-3]で倒して優勝を飾った。試合時間は1時間7分。

 バンティアと渡邉は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。20歳の渡邉がITFツアーでタイトルを獲得したのは、ウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン(タイ)と組んで臨んだ前週の大会に続いてキャリア3度目となる。

 今大会でのバンティア/渡邉は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のウルフラノ・マルチネス モラ エスドラス/ホルヘ アレハンドロ・オラヤ(ともにメキシコ)を6-2 6-4で、準々決勝でジャイルズ・ハッセー/アダム・ジョーンズ(ともにイギリス)を7-6(4) 4-6 [10-5]で、準決勝ではアレハンドロ・メンドーサ(ボリビア)/アンドレス・ウレア(コロンビア)を7-6(2) 2-6 [10-6]で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスにも参戦していた渡邉は予選3試合を勝ち抜き、本戦でも2試合を勝ち上がったあと準々決勝で第5シードのクリスチャン・ラングモ(アメリカ)に6-7(2) 3-6で敗れていた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○16クリスチャン・ラングモ(アメリカ)[5] 6-1 3-6 6-3 ●21ジェイミー フロイド・アンジェル(フランス)

男子シングルス準決勝

○16クリスチャン・ラングモ(アメリカ)[5] 3-6 6-3 7-6(5) ●6フアン アレハンドロ・エルナンデス(メキシコ)

○21ジェイミー フロイド・アンジェル(フランス)7-6(2) 6-7(3) 7-6(5) ●29アルフレド・ペレス(アメリカ)

男子シングルス準々決勝

○6フアン アレハンドロ・エルナンデス(メキシコ)6-2 3-0 Ret. ●4ジェシー・フローレス(コスタリカ)

○16クリスチャン・ラングモ(アメリカ)[5] 7-6(2) 6-3 ●12渡邉聖太(日本/ノア・インドアステージ)[Q]

○21ジェイミー フロイド・アンジェル(フランス)6-3 3-6 6-2 ●19フェデリコ アグスティン・ゴメス(アルゼンチン)[Q]

○29アルフレド・ペレス(アメリカ)6-1 1-1 Ret. ●28アダム・エル ミダウィ(アメリカ)

男子ダブルス決勝

○12シダント・バンティア/渡邉聖太(インド/ノア・インドアステージ)[3] 1-6 6-4 [10-3] ●1島袋将/田島尚輝(有沢製作所/やまやコミュニケーションズ)[1]

男子ダブルス準決勝

○1島袋将/田島尚輝(有沢製作所/やまやコミュニケーションズ)[1] 6-3 6-4 ●5フアン セバスチャン・ゴメス/フアン アレハンドロ・エルナンデス(コロンビア/メキシコ)[4]

○12シダント・バンティア/渡邉聖太(インド/ノア・インドアステージ)[3] 7-6(2) 2-6 [10-6] ●14アレハンドロ・メンドーサ/アンドレス・ウレア(ボリビア/コロンビア)

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写真◎Getty Images

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