20歳の渡邉聖太がダブルス優勝、ITFツアーで2度目のタイトル獲得 [M15カンクン]

写真はイメージ(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ワールドテニスツアー・カンクン2021」(ITFワールドテニスツアーM15/メキシコ・カンクン/本戦9月27日~10月3日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子ダブルス決勝で、第3シードのウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン(タイ)/渡邉聖太(ノア・インドアステージ)がノーシードから勝ち上がってきたオースティン・アンサリ(アメリカ)/シダント・バンティア(インド)を6-4 6-1で下して優勝を飾った。試合時間は58分。

 トロンチャロンチャイグンと渡邉のコンビは、今回が2度目のダブルス出場。前週に同地で行われた大会で初めてペアを組んだが、初戦敗退に終わっていた。20歳の渡邉がITFツアーでタイトルを獲得したのは、吉備雄也(ノア・インドアステージ)と組んで臨んだ2019年7月の台北(M25/ハードコート)以来で2度目となる。

 今大会でのトロンチャロンチャイグン/渡邉は1回戦でジュリアン・クンドム/フェデリコ アグスティン・ゴメス(ともにアルゼンチン)を6-3 7-6(6)で、準々決勝でエミル・ラインバーグ/ジョシュア・シーヒー(ともにアメリカ)を7-6(4) 7-6(4)で倒し、準決勝はイバル ホセ・アランブル コントレラス(メキシコ)/アルフレド・ペレス(アメリカ)が棄権したため不戦勝で決勝進出を決めていた。

 渡邉はシングルスにも出場していたが、2回戦で第4シードのクリスチャン・ラングモ(アメリカ)に2-6 4-6で敗れていた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

日本人選手の試合結果

男子シングルス2回戦

●12渡邉聖太(日本/ノア・インドアステージ)2-6 4-6 ○9クリスチャン・ラングモ(アメリカ)[4]

男子シングルス1回戦

○12渡邉聖太(日本/ノア・インドアステージ)7-6(8) 6-0 ●11アレハンドロ・メンドーサ(ボリビア)

男子ダブルス決勝

○12ウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン/渡邉聖太(タイ/ノア・インドアステージ)[3] 6-4 6-1 ●8オースティン・アンサリ/シダント・バンティア(アメリカ/インド)

男子ダブルス準決勝

○12ウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン/渡邉聖太(タイ/ノア・インドアステージ)[3] 不戦勝 ●15イバル ホセ・アランブル コントレラス/アルフレド・ペレス(メキシコ/アメリカ)

男子ダブルス準々決勝

○12ウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン/渡邉聖太(タイ/ノア・インドアステージ)[3] 7-6(4) 7-6(4) ●10エミル・ラインバーグ/ジョシュア・シーヒー(アメリカ)

男子ダブルス1回戦

○12ウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン/渡邉聖太(タイ/ノア・インドアステージ)[3] 6-3 7-6(6) ●11ジュリアン・クンドム/フェデリコ アグスティン・ゴメス(アルゼンチン)

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写真◎Getty Images

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