内田海智がITFツアーのシングルスで8度目の優勝 [M25ローレ]

写真は2020年全日本テニス選手権での内田海智(富士薬品)(撮影◎菅原淳 / JUN SUGAWARA)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ローレ・カンクン」(ITFワールドテニスツアーM25/ポルトガル・ローレ/10月11~17日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第3シードの内田海智(富士薬品)がルーカス・ゲルチ(ドイツ)を6-4 6-4で下して今季2勝目を挙げた。試合時間は1時間24分。

 27歳の内田がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、3月のヴァレ ド ロボ(M25/ハードコート)以来で通算8度目となる。決勝での戦績は、8勝6敗となった。

 今大会での内田は1回戦で予選勝者のゴンサロ・ファルカオ(ポルトガル)を4-6 6-3 6-3で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のルイス・ファリア(ポルトガル)を6-3 6-4で、準々決勝でリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)を6-3 1-6 6-4で、準決勝ではワイルドカードのペドロ・アラウージョ(ポルトガル)を6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 そのほかの日本勢は高橋悠介(三菱電機)がシングルスに出場していたが、準々決勝でゲルチに1-6 0-6で敗れていた。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○24内田海智(日本/富士薬品)[3] 6-4 6-4 ●7ルーカス・ゲルチ(ドイツ)

男子シングルス準決勝

○7ルーカス・ゲルチ(ドイツ)6-3 7-5 ●11マクシミリアン・ノイクリスト(オーストリア)

○24内田海智(日本/富士薬品)[3] 6-4 6-3 ●26ペドロ・アラウージョ(ポルトガル)[WC]

男子シングルス準々決勝

○7ルーカス・ゲルチ(ドイツ)6-1 6-0 ●3高橋悠介(日本/三菱電機)

○11マクシミリアン・ノイクリスト(オーストリア)6-4 6-4 ●14アドリア・ソリアーノ バレラ(スペイン)[Q]

○24内田海智(日本/富士薬品)[3] 6-3 1-6 6-4 ●18リンキー・ヒジカタ(オーストラリア)

○26ペドロ・アラウージョ(ポルトガル)[WC] 6-1 6-4 ●32アルトゥール・カゾー(フランス)[2]

男子ダブルス決勝

○10リンキー・ヒジカタ/ミック・ヴェルディア(オーストラリア/オランダ)6-2 6-3 ●5ゴンサロ・ファルカオ/トマーシュ・リポフシェク プチェス(ポルトガル/スロベニア)[4]

男子ダブルス準決勝

○5ゴンサロ・ファルカオ/トマーシュ・リポフシェク プチェス(ポルトガル/スロベニア)[4] 4-6 6-1 [10-6] ●1フランシスコ・カブラル/コランタン・デノリ(ポルトガル/フランス)[1]

○10リンキー・ヒジカタ/ミック・ヴェルディア(オーストラリア/オランダ)6-3 6-2 ●13ペドロ・アラウージョ/内田海智(ポルトガル/富士薬品)

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撮影◎菅原淳 / JUN SUGAWARA

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