内田海智がシングルスで2021年男子ITFツアー最初のチャンピオンに [M15モナスティル]

写真は2019年のニューポートビーチ・チャレンジャーでの内田海智(富士薬品)(Getty Images)

国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「マジック・ホテル・ツアーズ」(ITFワールドテニスツアーM15/チュニジア・モナスティル/12月28日~1月3日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードの内田海智(富士薬品)が第4シードのアレクサンダー・エルラー(オーストリア)を6-4 6-2で下して2021年男子ITFツアー最初のチャンピオンに輝いた。試合時間は1時間25分。

 26歳の内田がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、2017年9月のトロント(ITF2万5000ドル/ハードコート)以来で通算6度目となる。内田は同会場で行われた前週の大会でも最終日まで勝ち残ったが、スカンデル・マンスーリ(チュニジア)に敗れて準優勝に終わっていた。

 今大会での内田は、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のモハメド セリム・ベン アリ(チュニジア)を6-0 6-1で、2回戦で予選勝者のアニス・ゴーベル(チュニジア)を4-6 6-3 6-2で、準々決勝でナタン・セアトゥン(フランス)を6-1 6-3で、準決勝では第3シードのデビッド・ピヒラー(オーストリア)を1-6 6-4 6-0で破って決勝進出を決めていた。

 そのほかの日本勢は竹内研人(橋本総業ホールディングス)がシングルスに第5シードで出場していたが、準々決勝で第2シードのスカンデル・マンスーリ(チュニジア)に0-6 1-6で敗れていた。竹内と内田が組んだダブルスは2試合を勝ち上がったが、準決勝で第1シードのエルラー/ピヒラーに4-6 3-6に敗れて決勝進出はならなかった。(テニスマガジン)

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

日本人選手の試合結果

男子シングルス決勝

○1内田海智(日本/富士薬品)[1] 6-4 6-2 ●24アレクサンダー・エルラー(オーストリア)[4]

男子シングルス準決勝

○1内田海智(日本/富士薬品)[1] 1-6 6-4 6-0 ●9デビッド・ピヒラー(オーストリア)[3]

男子シングルス準々決勝

○1内田海智(日本/富士薬品)[1] 6-1 6-3 ●5ナタン・セアトゥン(フランス)

●25竹内研人(日本/橋本総業ホールディングス)[5] 0-6 1-6 ○32スカンデル・マンスーリ(チュニジア)[2]

男子シングルス2回戦

○1内田海智(日本/富士薬品)[1] 4-6 6-3 6-2 ●4アニス・ゴーベル(チュニジア)[Q]

○25竹内研人(日本/橋本総業ホールディングス)[5] 6-2 6-3 ●27ムーサ・アルコトップ(ヨルダン)

男子シングルス1回戦

○1内田海智(日本/富士薬品)[1] 6-0 6-1 ●2モハメド セリム・ベン アリ(チュニジア)[WC]

○25竹内研人(日本/橋本総業ホールディングス)[5] 7-6(6) 7-6(4) ●26サーバ・ポルーヒン(ロシア)

男子ダブルス準決勝

●5竹内研人/内田海智(橋本総業ホールディングス/富士薬品)[3] 4-6 3-6 ○1アレクサンダー・エルラー/デビッド・ピヒラー(オーストリア)[1]

男子ダブルス準々決勝

○5竹内研人/内田海智(橋本総業ホールディングス/富士薬品)[3] 6-2 6-4 ●7ブランドン・ストリングフェロー/ハリー・サースフィールド(アメリカ/イギリス)[WC]

男子ダブルス1回戦

○5竹内研人/内田海智(橋本総業ホールディングス/富士薬品)[3] 6-0 6-2 ●6マイク・モライン/ゴラン・トウフケチッチ(ドイツ)[WC]

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写真◎Getty Images

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