ハレプが母国ルーマニアで今季初の決勝進出、コンタベイトはWTAファイナルズ出場権獲得に『マジック1』 [トランシルバニア・オープン]

写真はシモナ・ハレプ(ルーマニア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「トランシルバニア・オープン」(WTA250/ルーマニア・クルジュ ナポカ/10月25~31日/賞金総額23万5238ドル/室内ハードコート)の女子シングルス準決勝が行われ、シモナ・ハレプ(ルーマニア)とアネット・コンタベイト(エストニア)のトップ2シードがタイトルをかけて対決することになった。

 第1シードのハレプが第6シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-0 6-1で圧倒し、第2シードのコンタベイトはレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)を6-3 6-2で退けた。

 ツアー22勝目を挙げた昨年9月のローマ(WTAプレミア5/クレーコート)以来となる決勝進出を決めた30歳のハレプは、2014年と16年のブカレスト(WTAインターナショナル/クレーコート)に続く母国ルーマニアでのタイトル獲得を目指している。

 前週のモスクワ(WTA500/室内ハードコート)で優勝を飾った25歳のコンタベイトは、マッチ9連勝で今季4勝目に王手をかけた。コンタベイトは決勝で勝てば、女子トップ8によるシーズン末のエリート大会「WTAファイナルズ」への出場権を獲得することができる。

 決勝で戦う両者は過去3度対戦し、すべてストレートセットでハレプが勝者となっている。昨年は1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の準々決勝で顔を合わせ、ハレプが6-1 6-1で勝っていた。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となる大会が多い中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加された。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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