地元優勝を目指すハレプが準決勝へ、USオープン女王ラドゥカヌは敗退 [トランシルバニア・オープン]

写真はエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「トランシルバニア・オープン」(WTA250/ルーマニア・クルジュ ナポカ/10月25~31日/賞金総額23万5238ドル/室内ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)がジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-1 6-1で制してベスト4に進出した。試合時間は1時間7分。

 地元優勝を目指すハレプは準決勝で、第3シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を6-2 6-1で破って勝ち上がった第6シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。

 ラドゥカヌは試合を通して相手と同じ12本のウィナーを決めたが、相手の倍以上となる41本のアンフォーストエラーを犯してわずか57分で敗れた。世界をあっと言わせたUSオープン優勝後の2大会目に臨んだラドゥカヌは、グランドスラム大会を除くWTAツアーでの本戦初勝利を挙げるなどして8強入りを決めていた。

 もうひとつの準決勝は、アネット・コンタベイト(エストニア)とレベッカ・ピーターソン(スウェーデン)の顔合わせとなった。第2シードのコンタベイトが第8シードのアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を6-3 6-1で退け、ピーターソンは予選勝者のレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)を6-2 3-6 6-3で振りきった。

 この大会は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより中止となる大会が多い中、WTAツアーのカレンダーに新たに追加された。(テニスマガジン)

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写真◎Getty Images

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