17歳ガウフがバドーサを倒して準々決勝へ、キャリア5度目の対トップ10勝利 [カタール・オープン]

写真はコリ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦の「カタール・トタルエナジーズ・オープン」(WTA1000/カタール・ドーハ/2月20~26日/賞金総額233万1698ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第14シードのコリ・ガウフ(アメリカ)が第3シードのパウラ・バドーサ(スペイン)を6-2 6-3で倒して8強入りを決めた。

 ふたりは昨年10月にインディアンウェルズの3回戦で一度対決してバドーサが6-2 6-2で勝っていたが、この日はガウフが1時間17分のストレート勝利で雪辱した。ガウフがトップ10選手に勝ったのは、昨年5月のローマ以来でキャリア5度目となる。

 ガウフは準々決勝で、第9シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-4 7-5で破って勝ち上がった第6シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と対戦する。

 またこのところ復調の兆しを見せている第15シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)は第2シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を6-3 6-2で退け、優勝した前週のドバイから続いている連勝を「8」に伸ばした。自身も2017年フレンチ・オープンを制しているオスタペンコがグランドスラム大会優勝経験者に勝ったのは、ここ2週間だけで5度目となる。

 オスタペンコはオーストラリアン・オープンでリードを覆されてクレイチコバに敗れた経験を教訓とし、この日は持ち前のアグレッシブなプレーを貫いた。彼女は前回の過ちについて、思い切って打つ戦略を貫く代わりに「勝とうとするあまり正確にボールを打とうとし過ぎ、ただボールを入れにいってしまっていた」と分析した。

 そのほかの試合では第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)、第4シードのアネット・コンタベイト(エストニア)、第5シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)、第7シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第8シードのオンス・ジャバー(チュニジア)の上位シード勢が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝ではサバレンカがシフィオンテクと、コンタベイトがジャバーと、ムグルッサはオスタペンコと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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