ガウフとビーナスがオーストラリアン・オープン1回戦でふたたび対戦

今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月20日~2月2日/ハードコート)の男女シングルスのドローが木曜日に発表され、コリ・ガウフ(アメリカ)とビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)がまたもグランドスラム大会1回戦で顔を合わせることになった。

 出場者の中で最年少のガウフと最年長のビーナスは、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)と前年度覇者の大坂なおみ(日清食品)のいる厳しいクォーター(ドローの4分の1)に割り当てられた上、互いに初戦で対決することになった。

 ガウフは昨年のウインブルドンで予選を勝ち上がって本戦入りし、1回戦でビーナスを破った末に4回戦に進出するというブレイクの進撃をやってのけた。彼女はそこで、1996年のマルチナ・ヒンギス(スイス)以来となるウインブルドンでベスト16入りした15歳のプレーヤーとなった。

 ガウフ対ビーナスの勝者は、3回戦で第3シードの大坂、準々決勝で第8シードのセレナと顔を合わせる可能性がある。セレナはオークランドのASBクラシックで、2017年オーストラリアン・オープン優勝とそれに続く出産後初となるタイトルを獲得したばかりのところだ。

 大坂は1回戦でマリー・ブーズコバ(チェコ)と、セレナはアナスタシア・ポタポワ(ロシア)と対戦する。

 大会連覇を目指すノバク・ジョコビッチ(セルビア)とグランドスラム優勝歴20回のロジャー・フェデラー(スイス)は、男子のドローの同じ側に入った。世界ランク1位のラファエル・ナダル(スペイン)は4回戦で第23シードの、準々決勝で第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)と当たる可能性のある厳しいクォーターを引き当て合てた。ナダルはここ2年連続、フレンチ・オープン決勝でティームを倒している。

 オーストラリアン・オープン本戦は月曜日から、メルボルン・パークでスタートする。

(APライター◎ジョン・パイ/構成◎テニスマガジン)

※写真はコリ・ガウフ(アメリカ)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 14: Cori (Coco) Gauff of the United States speaks to the media ahead of the 2020 Australian Open at Melbourne Park on January 14, 2020 in Melbourne, Australia. (Photo by Darrian Traynor/Getty Images)

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