ラドゥカヌが大会初勝利で今季のマッチ2勝目をマーク [WTAインディアンウェルズ]
WTAツアー公式戦の「BNPパリバ・オープン」(WTA1000/アメリカ・カリフォルニア州インディアンウェルズ/3月日9~20日/賞金総額836万9455ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第11シードのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)がカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-1 3-6 6-1で振りきりベスト32に進出した。試合時間は1時間31分。
シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ラドゥカヌはこの試合が初戦だった。2月末にグアダラハラ(WTA250/ハードコート)の1回戦を第3セット途中で棄権していたラドゥカヌは、今季のマッチ2勝目を挙げた。
今大会に2年連続出場となる19歳のラドゥカヌは、大会初勝利を飾った。秋に開催された昨年の大会では初戦となる2回戦でアリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)に2-6 4-6で敗れ、USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で優勝したあと最初の試合に勝つことができなかった。
ラドゥカヌは次のラウンドで、第19シードのタマラ・ジダンセク(スロベニア)を7-5 7-6(6)で破って勝ち上がったペトラ・マルティッチ(クロアチア)と対戦する。
トップ10選手はドーハ(WTA1000/ハードコート)でタイトルを獲得した第3シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がアンヘリーナ・カリニーナ(ウクライナ)を5-7 6-0 6-1で倒して3回戦に駒を進めたが、第7シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と第8シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は敗れた。
新シーズンに向けての練習中に右手を負傷したためこれが今季の初戦だったプリスコバはダンカ・コビニッチ(モンテネグロ)に6-2 5-7 4-6で競り負け、ムグルッサは出だしから9ゲーム連取と圧倒しながらアリソン・リスク(アメリカ)に6-0 3-6 1-6で逆転負けを喫した。
そのほかの試合では第15シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)、第16シードのコリ・ガウフ(アメリカ)、第23シードのダリア・カサキナ(ロシア)、第24シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)、第25シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第26シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)、第28シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)、第29シードのクララ・タウソン(デンマーク)、カイア・カネピ(エストニア)、ラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のアンナ・カリンスカヤ(ロシア)、予選勝者のハリエット・ダート(イギリス)が2回戦を突破した。
カネピが第22シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-4 6-3で、カリンスカヤが第33シードのアリゼ・コルネ(フランス)を6-4 0-6 6-2で、ダートは第12シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を2-6 6-3 6-3で下してそれぞれシードダウンを演じた。
写真◎Getty Images
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