今村咲が倉持美穂との初コンビで2週連続ダブルス優勝 [W15カンクン]

写真は女子ダブルスで優勝を飾った今村咲(EMシステムズ/左)と倉持美穂(フリー)(写真提供◎倉持美穂)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ワールドテニスツアー・カンクン」(ITFワールドテニスツアーW15/メキシコ・カンクン/5月16~22日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた今村咲(EMシステムズ)/倉持美穂(フリー)が第3シードのカリアン・ピエール ルイス(アメリカ)/ケリー・ウィリフォード(ドミニカ共和国)に3-6 6-3 [10-8]で競り勝ち優勝を飾った。試合時間は1時間29分。

 今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場した23歳の倉持と20歳の今村は、ともにITFツアー2勝目を挙げた。今村はツァオ・チア イー(台湾)とのペアで前週に同地で開催された大会を制しており、2週連続でタイトルを獲得した。

 今大会での今村/倉持は1回戦は第1シードのダーシャ・イバノワ(アメリカ)/マリア フェルナンダ・ナバロ(メキシコ)が棄権したため不戦勝で勝ち上がり、準々決勝でディラン・クライン(アメリカ)/カティヤ・ラミレス(メキシコ)を6-1 6-1で、準決勝では第3シードのマン イン マギー・ウン/ホー チン・ウー(ともに香港)を6-2 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 ふたりはシングルスにも出場していたが、倉持が2回戦で、第8シードの今村は1回戦で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Ret.は途中棄権

日本人選手の試合結果

女子シングルス2回戦

●13倉持美穂(日本/フリー)2-6 1-6 ○16カタリナ・コザロフ(セルビア)[5]

女子シングルス1回戦

●25今村咲(日本/EMシステムズ)[8] 6-7(6) 3-6 ○26ケリー・ウィリフォード(ドミニカ共和国)

○13倉持美穂(日本/フリー)6-3 2-0 Ret. ●14マリア カミラ・トーレス ムルシア(コロンビア)

女子ダブルス決勝

○2今村咲/倉持美穂(EMシステムズ/フリー)3-6 6-3 [10-8] ●12カリアン・ピエール ルイス/ケリー・ウィリフォード(アメリカ/ドミニカ共和国)[3]

女子ダブルス準決勝

○2今村咲/倉持美穂(EMシステムズ/フリー)6-2 6-1 ●5マン イン マギー・ウン/ホー チン・ウー(香港)[3]

女子ダブルス準々決勝

○2今村咲/倉持美穂(EMシステムズ/フリー)6-1 6-1 ●3ディラン・クライン/カティヤ・ラミレス(アメリカ/メキシコ)

女子ダブルス1回戦

○2今村咲/倉持美穂(EMシステムズ/フリー)不戦勝 ●1ダーシャ・イバノワ/マリア フェルナンダ・ナバロ(アメリカ/メキシコ)[1]

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写真提供◎倉持美穂

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