20歳の今村咲がダブルスでITFツアー初優勝 [W15カンクン]

写真は2020年オーストラリアン・オープン・ジュニアでの今村咲(EMシステムズ)(撮影◎毛受亮介)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「ワールドテニスツアー・カンクン」(ITFワールドテニスツアーW15/メキシコ・カンクン/5月9~15日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた今村咲(EMシステムズ)/ツァオ・チア イー(台湾)が第3シードのメリッサ・モラレス/カーステン アンドレア・ウィードン(ともにグアテマラ)を6-3 6-1で下して優勝を飾った。試合時間は1時間8分。

 ツァオと今村は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。20歳の今村がITFツアーでタイトルを獲得したのは、単複を通してこれが初めてとなる。

 今大会での今村/ツァオは1回戦でマリア フェルナンダ・ナバロ/ケツァーリ ダフネ・バスケス モンテシノス(ともにメキシコ)を0-6 6-1 [10-3]で、準々決勝で第1シードのジェシカ・イノホサ ゴメス(メキシコ)/セバスチャーニ・レオン(アメリカ)を6-4 6-4で、準決勝ではローラ ダニエラ・アルシニエガス パティーノ(コロンビア)/ルーシー・ペトルゼロバ(チェコ)を6-1 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 今村はシングルスに第1シードで出場していたが、1回戦でペトルゼロバに3-6 1-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

日本人選手の試合結果

女子シングルス1回戦

●1今村咲(日本/EMシステムズ)[1] 3-6 1-6 ○2ルーシー・ペトルゼロバ(チェコ)

女子ダブルス決勝

○4今村咲/ツァオ・チア イー(EMシステムズ/台湾)6-3 6-1 ●12メリッサ・モラレス/カーステン アンドレア・ウィードン(グアテマラ)[3]

女子ダブルス準決勝

○4今村咲/ツァオ・チア イー(EMシステムズ/台湾)6-1 6-1 ●6ローラ ダニエラ・アルシニエガス パティーノ/ルーシー・ペトルゼロバ(コロンビア/チェコ)

女子ダブルス準々決勝

○4今村咲/ツァオ・チア イー(EMシステムズ/台湾)6-4 6-4 ●1ジェシカ・イノホサ ゴメス/セバスチャーニ・レオン(メキシコ/アメリカ)[1]

女子ダブルス1回戦

○4今村咲/ツァオ・チア イー(EMシステムズ/台湾)0-6 6-1 [10-3] ●3マリア フェルナンダ・ナバロ/ケツァーリ ダフネ・バスケス モンテシノス(メキシコ)

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撮影◎毛受亮介

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