日本勢で唯一出場の野口莉央が単複2冠 [M25イダーニャ ア ノーヴァ]

写真はイメージ(Getty Images)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「イダーニャ ア ノーヴァ・テニス国際」(ITFワールドテニスツアーM25/ポルトガル・イダーニャ ア ノーヴァ/7月11~17日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第4シードの野口莉央(明治安田生命)が第9シードのベン・パタエル(イスラエル)を6-2 6-4で下して優勝を飾った。試合時間は1時間15分。

 23歳の野口がITFツアーのシングルスでタイトルを獲得したのは、10月のプレトリア(M25/ハードコート)以来でキャリア4度目となる。決勝での戦績は、4勝7敗となった。

 今大会に日本勢で唯一出場した野口は1回戦で予選勝者のフー・ホン リン(台湾)を6-2 6-2で、2回戦でファビオ・コエーリョ(ポルトガル)を6-0 6-4で、準々決勝で第8シードのサイモン・カー(アイルランド)を6-4 3-6 6-3で、準決勝では第5シードのテレンス・アトマン(フランス)を6-3 4-6 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 アレクサンドロス・スコリラス(ギリシャ)とのペアでダブルスにも出場した野口は決勝で第2シードのホー・レイ(台湾)/ケルシー・スティーブンソン(カナダ)を6-7(4) 6-3 [10-3]で倒しており、単複2冠を達成した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○24野口莉央(日本/明治安田生命)[4] 6-2 6-4 ●9ベン・パタエル(イスラエル)[9]

男子シングルス準決勝

○9ベン・パタエル(イスラエル)[9] 6-3 7-5 ●1ゴンサロ・オリベイラ(ポルトガル)[1]

○24野口莉央(日本/明治安田生命)[4] 6-3 4-6 6-3 ●25テレンス・アトマン(フランス)[5]

男子シングルス準々決勝

○1ゴンサロ・オリベイラ(ポルトガル)[1] 6-1 6-2 ●8ロビン・ベルトラン(フランス)[7]

○9ベン・パタエル(イスラエル)[9] 6-0 6-1 ●16ペドロ・アラウージョ(ポルトガル)[6]

○24野口莉央(日本/明治安田生命)[4] 6-4 3-6 6-3 ●17サイモン・カー(アイルランド)[8]

○25テレンス・アトマン(フランス)[5] 6-0 7-5 ●32オマール・ジェシカ(オーストラリア)[2]

男子ダブルス決勝

○2野口莉央/アレクサンドロス・スコリラス(明治安田生命/ギリシャ)6-7(4) 6-3 [10-3] ●16ホー・レイ/ケルシー・スティーブンソン(台湾/カナダ)[2]

男子ダブルス準決勝

○2野口莉央/アレクサンドロス・スコリラス(明治安田生命/ギリシャ)6-4 6-2 ●8マックス・クナ/マット・ポンシェ(フランス)

○16ホー・レイ/ケルシー・スティーブンソン(台湾/カナダ)[2] 6-1 6-1 ●12バレンティン・デ カルバーリョ/ゴンサロ・オリベイラ(ポルトガル)[4]

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写真◎Getty Images

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