ギロンとのアメリカ勢対決を制したナカシマが生まれ故郷のサンディエゴでツアー初優勝 [サンディエゴ・オープン]

写真はブランドン・ナカシマ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「サンディエゴ・オープン」(ATP250/アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ/9月19~25日/賞金総額61万2000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で第5シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)が第3シードのマルコス・ギロン(アメリカ)との地元勢対決を6-4 6-4で制し、生まれ故郷のサンディエゴでツアー初タイトルを獲得した。

 21歳のナカシマは昨年の夏にロス カボスとアトランタ(ともにATP250/ハードコート)で2週連続決勝に進出したが、いずれも準優勝に終わっていた。

 この結果でナカシマは、ギロンとの対戦成績を2勝0敗とした。両者は2020年3月にインディアンウェルズ(チャレンジャー125/ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせ、ナカシマが7-6(2) 3-6 6-2で勝っていた。

 今大会でのナカシマは1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のザカリー・スバイダ(アメリカ)を7-5 7-6(5)で、2回戦でデニス・クドラ(アメリカ)を6-3 6-4で、準々決勝でダニエル エライ・ガラン(コロンビア)を6-3 4-6 6-4で、準決勝ではクリストファー・オコネル(オーストラリア)を6-4 7-6(3)で破って決勝進出を決めていた。

 決勝で戦ったナカシマと同じく南カリフォルニア出身でUCLA時代に2014年NCAA(全米大学体育協会)テニス選手権のシングルスでタイトルを獲得した実績を持つ29歳のギロンにとって、これは単複を通してキャリア初のツアー決勝だった。

 これに先立ち行われたダブルス決勝では、第2シードのナサニエル・ラモンズ/ジャクソン・ウィズロウ(ともにアメリカ)がジェイソン・クブラー/ルーク・サビル(ともにオーストラリア)を7-6(5) 6-2で倒して地元優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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