ルーネがふたつのタイブレークを制して2回戦へ [ソフィア・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのホルガ・ルーネ(デンマーク)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦の「ソフィア・オープン」(ATP250/ブルガリア・ソフィア/9月26日~10月2日/賞金総額59万7900ユーロ/室内ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第5シードのホルガ・ルーネ(デンマーク)がティム・ファン ライトフォヘン(オランダ)に7-6(2) 7-6(6)で競り勝ち好スタートを切った。

「とてもいい気分だ。数日ほど練習したくらいだけど、ここでの時間を凄く楽しんでいる。誰が素晴らしいプレーをするかわからないから、1回戦は難しい。彼は何度か好成績を挙げていたから、勝ち抜くことができて本当にうれしいよ」と19歳のルーネは試合後にコメントした。

 18対27とウィナー数では相手に劣っていたが、ルーネはプレッシャーのかかる重要なポイントで強さを発揮した。

「第3セットにもつれたくなかった。第2セットでは先にブレークし、タイブレークでも5-2とリードしていた。もし最終セットに突入していても当然ながら勝利を目指して戦うけど、第2セットで終えることができて本当によかった」

 5月にミュンヘンでATPツアー初タイトルを獲得したルーネは3度目のグランドスラム本戦だったフレンチ・オープンで8強入りし、グラスコートシーズン以降は苦労したものの男子21歳以下のトップ8対決「Next Gen ATPファイナルズ」の出場権を争うレースランキング(Race to Milan)で現在4位につけている。

「僕は毎日ハードワークを積み、細かい部分を改善しようとしている。今日は試合を通して集中していたと思う。一度だけ集中力を失ってブレークされてしまったけど、それ以外は満足している。大会の初戦は常に難しいものだからね」とルーネは試合を振り返った。

 ルーネは次のラウンドで、前週のメスで優勝を飾ったばかりのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)とベルナベ・サパタ ミラージェス(スペイン)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのオスカー・オッテ(ドイツ)、ヌーノ・ボルヘス(ポルトガル)、アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)、予選勝者のユーゴ・アンベール(フランス)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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