ダブルスは初コンビの荒川晴菜/伊藤あおいがノーシードからタイトルを獲得 [浜松ウイメンズオープン]

写真は左から伊藤あおい(サリュートテニス専門学院)、荒川晴菜(アオヤマスポーツ)、森崎可南子(橋本総業HD)、林恵里奈(セーレン)(写真提供◎浜松ウイメンズオープン実行委員会、撮影◎てらおよしのぶ)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「浜名湖東急カップ浜松ウイメンズオープン」(ITFワールドテニスツアーW25/静岡県浜松市・東急リゾートタウン浜名湖サニーパーク/本戦10月11~16日/賞金総額2万5000ドル/砂入り人工芝コート)の本戦5日目は、女子シングルス準決勝2試合と女子ダブルス決勝が行われた。

 シングルスは2週間前の七尾(W25/砂入り人工芝コート)でタイトルを獲得した加治遥(島津製作所)が第5シードの華谷和生(三浦工業)に1-6 6-2 7-5で、前週の牧之原(W25/砂入り人工芝コート)を制した全日本学生テニス選手権大会(インカレ)優勝者で21歳の山崎郁美(亜細亜大学)は第6シードの西郷里奈(TEAM 自由が丘)に2-6 6-1 7-5でそれぞれ逆転勝利をおさめ、決勝はノーシード対決となった。

 ダブルス決勝では、今大会で初めてペアを組んだ荒川晴菜(アオヤマスポーツ)/伊藤あおい(サリュートテニス専門学院)が第3シードの林恵里奈(セーレン)/森崎可南子(橋本総業ホールディングス)を6-1 7-6(6)で下して優勝を飾った。試合時間は1時間29分。

 22歳の荒川がITFツアーの同種目で7勝目を挙げ、18歳の伊藤はキャリア2つ目のタイトルを獲得した。

 大会最終日の10月16日(日)は11時00分から、女子シングルス決勝が行われる予定になっている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、SEはスペシャル・イグザンプト(前週大会で勝ち残ったため予選に出場できない選手を救済するための特別出場枠)

本戦5日目◎試合結果

女子シングルス準決勝

○10加治遥(日本/島津製作所)1-6 6-2 7-5 ●8華谷和生(日本/三浦工業)[5]

○23山崎郁美(日本/亜細亜大学)[SE] 2-6 6-1 7-5 ●25西郷里奈(日本/TEAM 自由が丘)[6]

女子ダブルス決勝

○13荒川晴菜/伊藤あおい(アオヤマスポーツ/サリュートテニス専門学院)6-1 7-6(6) ●5林恵里奈/森崎可南子(セーレン/橋本総業ホールディングス)[3]

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写真提供◎浜松ウイメンズオープン実行委員会

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