2017年インターハイ3冠の菊地裕太がシード勢3人を連破してITFツアー初優勝 [M15ノーマン]

写真は男子シングルスで優勝を飾った菊地裕太(トップラン)(写真提供◎菊地裕太:トップラン所属)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ノーマン・オープン」(ITFワールドテニスツアーM15/アメリカ・オクラホマ州ノーマン/10月24~30日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第7シードの菊地裕太(トップラン)が第6シードのアレックス・マルチネス(スペイン)を7-5 6-4で倒してITFツアー初優勝を飾った。試合時間は1時間50分。

 相生学院高3年だった2017年のインターハイで3冠(団体・個人単複優勝)を達成した実績を持つ23歳の菊地がITFツアーの同種目で決勝に進出したのは、2019年6月の昭島(ITF1万5000ドル/砂入り人工芝コート)以来でキャリア2度目だった。

 今大会での菊地は1回戦で予選勝者のアレハンドロ・モレノ(アメリカ)を6-2 6-1で、2回戦で予選勝者のクリスティアン・レアビー(オランダ)を6-4 6-2で、準々決勝で第4シードのカリーム・アル アラフ(シリア)を6-3 6-3で、準決勝では第1シードのルーカス・ゲルチ(ドイツ)を2-6 6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 シダント・バンティア(インド)とのペアでダブルスにも参戦していた菊地は第3シードから2試合を勝ち上がり、準決勝で第1シードのジョージ・ゴールドホフ/タイラー・ジンク(ともにアメリカ)に6-7(1) 4-6で敗れはしたが4強入りしていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

日本人選手の試合結果

男子シングルス決勝

○16菊地裕太(日本/トップラン)[7] 7-5 6-4 ●25アレックス・マルチネス(スペイン)[6]

男子シングルス準決勝

○16菊地裕太(日本/トップラン)[7] 2-6 6-4 6-3 ●1ルーカス・ゲルチ(ドイツ)[1]

男子シングルス準々決勝

○16菊地裕太(日本/トップラン)[7] 6-3 6-3 ●9カリーム・アル アラフ(シリア)[4]

男子シングルス2回戦

○16菊地裕太(日本/トップラン)[7] 6-4 6-2 ●13クリスティアン・レアビー(オランダ)[Q]

男子シングルス1回戦

○16菊地裕太(日本/トップラン)[7] 6-2 6-1 ●15アレハンドロ・モレノ(アメリカ)[Q]

男子ダブルス準決勝

●5シダント・バンティア/菊地裕太(インド/トップラン)[3] 6-7(1) 4-6 ○1ジョージ・ゴールドホフ/タイラー・ジンク(アメリカ)[1]

男子ダブルス準々決勝

○5シダント・バンティア/菊地裕太(インド/トップラン)[3] 7-5 6-3 ●7カリーム・アル アラフ/ヘイミッシュ・スチュワート(シリア/イギリス)

男子ダブルス1回戦

○5シダント・バンティア/菊地裕太(インド/トップラン)[3] 7-5 6-2 ●6ジャスティン・シュラーゲター/イップ・ファン アセンデルフト(ドイツ/オランダ)

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写真提供◎菊地裕太:トップラン所属

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