正林知大がジュニア世界11位ウォンとのダブルスでタイトルを獲得 [M25タイニン]

写真は男子ダブルスで優勝を飾った正林知大(Team REC/左)とチャク ラム コールマン・ウォン(香港)(写真提供◎正林知大:Team REC所属)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ハイ ダン・カップ」(ITFワールドテニスツアーM25/ベトナム・タイニン/10月3~9日/賞金総額2万5000ドル/ハードコート)の男子ダブルスで決勝に進出していた第2シードのスー・ユーシャオ(台湾)/ウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン(タイ)が棄権したため、不戦勝により正林知大(Team REC)/チャク ラム コールマン・ウォン(香港)の優勝が決まった。

 ウォンと正林は、今大会で初めてペアを組んでダブルスに出場。ふたりはシングルスの2回戦で顔を合わせ、18歳でジュニア世界ランク11位のウォンが6-3 6-0で勝っていた。

 24歳の正林がITFツアーでタイトルを獲得したのは、住澤大輔(橋本総業ホールディングス)とのコンビで臨んだ7月のスレンバン(M15/ハードコート)以来でキャリア2度目となる。

 今大会での正林/ウォンは1回戦でクオック カーン・レ/ダック ティエン・グエン(ともにベトナム)を7-5 6-3で、準々決勝で第1シードのフランシス ケーシー・アルカンタラ(フィリピン)/ナム ホァン・ライ(ベトナム)を6-7(3) 7-5 [10-4]で、準決勝では第3シードのブレイク・ベイルドン(オーストラリア)/今村昌倫(JCRファーマ)を6-3 3-6 [10-7]で破って決勝進出を決めていた。

 3人が出場したシングルスの日本勢は、熊坂拓哉(イカイ)が8強入りしたのが最高成績だった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○1ナム ホァン・ライ(ベトナム)[1] 6-4 6-4 ●25アジート・ライ(ニュージーランド)[7]

男子シングルス準決勝

○1ナム ホァン・ライ(ベトナム)[1] 4-6 6-4 6-4 ●10チャク ラム コールマン・ウォン(香港)

○25アジート・ライ(ニュージーランド)[7] 6-1 6-3 ●18アルトゥール・ウェバー(フランス)[Q]

男子シングルス準々決勝

○1ナム ホァン・ライ(ベトナム)[1] 6-2 6-2 ●8ディグヴィジェイ プラタップ・シン(インド)[6]

○10チャク ラム コールマン・ウォン(香港)6-3 6-4 ●14ウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン(タイ)

○18アルトゥール・ウェバー(フランス)[Q] 6-4 6-1 ●21熊坂拓哉(日本/イカイ)

○25アジート・ライ(ニュージーランド)[7] 6-3 6-4 ●32スー・ユーシャオ(台湾)[2]

男子ダブルス決勝

○3正林知大/チャク ラム コールマン・ウォン(Team REC/香港)不戦勝 ●16スー・ユーシャオ/ウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン(台湾/タイ)[2]

男子ダブルス準決勝

○3正林知大/チャク ラム コールマン・ウォン(Team REC/香港)6-3 3-6 [10-7] ●5ブレイク・ベイルドン/今村昌倫(オーストラリア/JCRファーマ)[3]

○16スー・ユーシャオ/ウィシャヤ・トロンチャロンチャイグン(台湾/タイ)[2] 7-6(6) 6-7(6) [11-9] ●12プルチャ・イサロ/ニティン クマール・シンハ(タイ/インド)[4]

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写真提供◎正林知大:Team REC所属

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