世界1位シフィオンテクが2試合連続の快勝で初の決勝トーナメント進出、カサキナは大会初勝利 [WTAファイナルズ]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・フォートワース」(WTAファイナルズ/アメリカ・テキサス州フォートワース/10月31日~11月7日/賞金総額500万ドル/室内ハードコート)の大会4日目のシングルスはトレーシー・オースティン・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第2戦が行われ、イガ・シフィオンテク(ポーランド)とダリア・カサキナ(ロシア)が勝利をおさめた。

 デイセッションで第1シードのシフィオンテクが第6シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)を6-3 6-2で下して2連勝を飾り、ナイトセッションでは第8シードのカサキナが第4シードのコリ・ガウフ(アメリカ)を7-6(6) 6-3で倒して大会初勝利を挙げた。

 2試合連続ストレート勝利のシフィオンテクがグループ2位以上を確保したため決勝トーナメント進出を決め、2連敗のガウフは予選ラウンド敗退が確定した。1勝1敗のガルシアとカサキナは可能性を残しており、第3戦の直接対決で勝ったほうが準決勝に進むことができる。

 大会5日目のシングルスはナンシー・リッチー・グループの第3戦が行われる予定になっており、第2シードのオンス・ジャバー(チュニジア)が第5シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と、第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)は第7シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。

※[ ]数字はシード順位

大会4日目◎試合結果|11月3日

ラウンドロビン|シングルス

トレーシー・オースティン・グループ

○イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1] 6-3 6-2 ●カロリーヌ・ガルシア(フランス)[6]

○ダリア・カサキナ(ロシア)[8] 7-6(6) 6-3 ●コリ・ガウフ(アメリカ)[4]

トレーシー・オースティン・グループ|暫定順位

1位 シフィオンテク:2勝0敗(セット4-0、ゲーム24-10)
2位 ガルシア:1勝1敗(セット2-2、ゲーム17-19)
3位 カサキナ:1勝1敗(セット2-2、ゲーム18-21)
4位 ガウフ:0勝2敗(セット0-4、ゲーム16-25)

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写真◎Getty Images

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