男子テニスの国別対抗戦、「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」（スペイン・マドリッド／11月18～24日／室内ハードコート）の大会5日目は準々決勝の残り3対戦が行われ、第5シードのイギリス（グループE1位）、スペイン（グループB・1位）、ロシア（グループB・2位）がベスト4に進出した。

　モーニングセッションでロシアがセルビア（グループA1位）を2勝1敗で破り、アフタヌーンセッションではイギリスがドイツ（グループC1位）を2勝0敗で、スペインは第3シードのアルゼンチン（グループC・2位）を2勝1敗で下して勝ち上がった。

　準決勝では、モーニングセッションでロシアと前日に勝ち上がりを決めたカナダ（グループF・1位）が、アフタヌーンセッションではイギリスとスペインが対戦する。

　デビスカップは今年から、新フォーマットに変更されている。新たに改革されたフォーマットは、国際テニス連盟（ITF）と、スペインのサッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力によって開発された。

　ファイナルズでは18ヵ国が3チームによる6グループに別れて総当たり戦を行い、各グループの1位と、2位にの中でもっとも成績のいい2チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合はベスト・オブ・3セットマッチで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。

デビスカップ by Rakuten ファイナルズ2019｜トーナメント表

準々決勝｜11月22日(金)

セルビア（グループA・1位）1-2 ロシア（グループB・2位）

R1 ●フィリップ・クライノビッチ 1-6 2-6 ○アンドレイ・ルブレフ
R2 ○ノバク・ジョコビッチ 6-3 6-3 ●カレン・ハチャノフ
R3 ●ノバク・ジョコビッチ／ビクトル・トロイツキ 4-6 6-4 6-7(8) ○カレン・ハチャノフ／アンドレイ・ルブレフ

イギリス[5]（グループE1位）2-0 ドイツ（グループC1位）

R1 ○カイル・エドマンド 6-3 7-5 ●フィリップ・コールシュライバー
R2 ○ダニエル・エバンズ 7-6(6) 3-6 7-6(2) ●ヤン レナード・ストルフ
R3 ジェイミー・マレー／ニール・スクプスキー 打切 ケビン・クラウィーツ／アンドレアス・ミース

アルゼンチン[3]（グループC・2位）1-2 スペイン（グループB・1位）

R1 ○ギド・ペラ 6-7(3) 7-6(4) 6-1 ●パブロ・カレーニョ ブスタ
R2 ●ディエゴ・シュワルツマン 1-6 2-6 ○ラファエル・ナダル
R3 ●マッシモ・ゴンサレス／レオナルド・メイヤー 4-6 6-4 3-6 ○マルセル・グラノイェルス／ラファエル・ナダル

※写真はカレン・ハチャノフ（左）／アンドレイ・ルブレフ（ロシア）
MADRID, SPAIN - NOVEMBER 22: Andrey Rublev of Russia and team mate Karen Khachanov celebrate winning match point in their quarter final doubles match against Serbia on Day Five of the 2019 Davis Cup at La Caja Magica on November 22, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

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