激戦の末、昨年準優勝国フランスが日本を破る [デビスカップ・ファイナルズ]
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/2301/images/main_ff48f253876a77e55e28bc8b2d6b6b0aa739720c.jpg?w=850)
男子テニスの世界国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」(スペイン・マドリッド/11月18~24日/室内ハードコート)の大会2日目。
トップ8による「ATPファイナルズ」でダブルスの優勝杯を獲得した2日後、ピエール ユーグ・エルベール/ニコラ・マウ(フランス)は昨年のデビスカップ準優勝国フランスに“新生デビスカップ”初戦での勝利をもたらした。
グループAの「フランス対日本」の勝負を決めるダブルスで、エルベール/マウがマクラクラン勉(日本)/内山靖崇(北日本物産)の日本ペアに6-7(4) 6-4 7-5で競り勝ち、国別ランキングで1位のフランスが2勝1敗で勝利をつかんだ。
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/2301/images/0c7cf72091d27d6d92c88b8e8848473b47b5e6b5.jpg?w=1200)
ピエール ユーグ・エルベール(背中)、ニコラ・マウのフランスペア
フランスペアは第3セット5-4からのサービスゲームで2つのマッチポイントを棒に振ったが、6-5からの再チャンスをものにして勝利をもぎ取った。オーストラリアン・オープン優勝ペアでもあるエルベール/マウは、ATPファイナルズで1セットも落とさずに優勝したばかりだった。彼らはこの日も絶対的に優位と見られていたが、マクラクラン/内山の奮闘を前に最後まで苦しめられた。
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/2301/images/93accdaa9b86993188f2ab0c9d91fa948509d0f5.jpg?w=1200)
マクラクラン勉(前衛)、内山靖崇(後衛)
シングルスでジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)が内山を6-2 6-1で倒したあと、西岡良仁(ミキハウス)がガエル・モンフィス(フランス)を7-5 6-2で下し、勝負の行方は前述のダブルスにもち込まれていた。モンフィスは試合後、「いいプレーができなかった。もちろんフランスを代表してプレーならがら負けるのは辛いが、シーズン末はいつも難しい。年の最後の試合には、いつもいい状態で臨めない」と話していた。
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/2301/images/c7070bb9ba33d371c70fbc776788058acc1c84e8.jpg?w=1200)
岩渕聡キャプテン(左)、内山靖崇
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/2301/images/a8c32c65d61b8d1e17501df92943ee715de1a081.jpg?w=1200)
ジョーウィルフリード・ツォンガ(背中)、ブノワ・ペール(中央右)
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/2301/images/5435f91f953fc000d3bd1792c5f5603967095df9.jpg?w=1200)
西岡良仁
![](https://images.tennismagazine.jp/media/article/2301/images/d9b0050378ca19362649aa290a36317a714b4aa0.jpg?w=1200)
ガエル・モンフィス
新しいデビスカップのフォーマットでは、従来のベスト・オブ・5セットマッチによるシングルス4試合とダブルス1試合に代わり、ベスト・オブ・3セットマッチのシングルス2試合とダブルス1試合の勝負となった。ラウンドロビン(総当たり戦)では各グループ1位のチームが成績のもっともよかった2位の2チームとともに、決勝トーナメントに駒を進める。
Pick up
-
2024-07-12
大坂なおみが出場表明!「東レPPOテニス」最速先行チケット販売は7⽉12⽇(⾦)よりe+(イープラス)で
1984年の開始以来、国内最高峰の国際女子テニス大会として
-
2024-06-14
2024ウインブルドン 大会まとめページ
2024ウインブルドン 大会まとめページ2024年7月1日(
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Pick up
-
2024-07-12
大坂なおみが出場表明!「東レPPOテニス」最速先行チケット販売は7⽉12⽇(⾦)よりe+(イープラス)で
1984年の開始以来、国内最高峰の国際女子テニス大会として
-
2024-06-14
2024ウインブルドン 大会まとめページ
2024ウインブルドン 大会まとめページ2024年7月1日(
-
2024-05-03
『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
Ranking of articles
-
2024-07-04
ITFがパリ五輪テニス競技のエントリーリストを発表、日本勢は錦織圭&ダニエル太郎&大坂なおみ&内島萌夏&青山修子/柴原瑛菜が選出
-
2024-07-15
ウインブルドン2024|トーナメント表
-
2024-07-21
16歳以下は駒田瑛人(兵庫/ラボキッズJr)と石田実莉(兵庫/神戸野田高)が単複2冠 [2024関西ジュニア]
-
2024-07-21
12歳以下シングルスは安居院咲空(滋賀/ARROWS T.S.)と坂本愛実(奈良/ダイヤモンドTC学園前)が優勝、安居院は単複2冠 [2024関西ジュニア]
-
2024-07-21
14歳以下シングルスは安藤大貴(大阪/江坂テニスセンター)と西脇美結(大阪/TEAMSTUFF)が優勝、西脇は単複2冠 [2024関西ジュニア]