激戦の末、昨年準優勝国フランスが日本を破る [デビスカップ・ファイナルズ]

 一方、グループCの初戦は、アルゼンチンがチリを問題なく3勝0敗で倒した。グループEではカザフスタンがダブルスに持ち込まれたがオランダを2勝1敗で倒し、自国開催以外でのデビスカップ戦としては2011年以来の勝利をおさめた。

 ギド・ペラ(アルゼンチン)がニコラス・ジャリー(チリ)を6-4 6-3で下し、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)はクリスチャン・ガリン(チリ)を6-2 6-2で退けて、それぞれアルゼンチンに勝利をもたらした。ダブルスでマッシモ・ゴンサレス/レオナルド・メイヤー(アルゼンチン)がジャリー/ハンス・ポドリプニク カスティージョ(チリ)を6-3 7-5で下す前に、すでに対戦の勝敗は決まっていた。

「シーズン末ではあるが、今年…もしかするとキャリアでも最良の試合のひとつだったと思う」と世界ランク14位のシュワルツマンはコメントした。「思うにギドが、僕がこの試合でより自信に満ちてプレーすることを大いに助けてくれた。そして僕は信じられないほど素晴らしいプレーをしたよ」。

ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)

アルゼンチン・サポーター

 ミカエル・ククシュキン/アレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)がロビン・ハッサ/ジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)を6-4 7-6(2)で倒した瞬間、グループE初戦でのオランダに対するカザフスタンの勝利が決まった。そのダブルスに先立ち、ククシュキンはボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)を6-2 6-2で下し、ハッサはブブリクに7-5 3-6 7-6(5)で競り勝っていた。

 大会主催者によれば月曜日の観客動員数は1万2000人以上で、すでに売れている前売り券は10万枚を超えると言う。火曜日に行われた開催国スペインの試合では、1万2000人収容のセンターコートのチケットは前売りの段階で売り切れとなっていた。

(APライター◎タレス・アッゾーニ/構成◎テニスマガジン)

※写真は対戦後の日本チームとフランスチーム
19 November 2019, Spain, Madrid: Tennis, Men: Davis Cup - Group stage, Group A, France - Japan, Doubles: Gael Monfils and Jo-Wilfried Tsonga from France are together with Japan's team. Photo: Cezaro De Luca/dpa (Photo by Cezaro De Luca/picture alliance via Getty Images)

※写真はすべてGetty Images

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