右足首負傷で長期離脱のズベレフが公式戦に復帰も勝利ならず「望むレベルに戻るにはあと数週間必要」 [ユナイテッドカップ]

写真はケガからの復帰戦となったチェコ戦のオープニングマッチで敗れたアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 2023年シーズンの開幕を飾る男女混合国別対抗戦「ユナイテッドカップ」(UNITED CUP、WTA500/オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/12月29日~1月8日/賞金総額1500万ドル/室内ハードコート)の大会3日目は、3つの会場(デイセッション&ナイトセッション)で6グループの男女シングルス各1試合が行われた。

 シドニー会場のデイセッションで行われたグループCは、第1戦で黒星を喫したチェコがドイツに対して2勝0敗で初日を終えた。

 まさに絶好調だった6月のフレンチ・オープン準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)を追い詰めていた最中に転倒し、右足首に深刻なケガを負って長期離脱を余儀なくされていたアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がついに公式戦に戻ってきた。

 復帰戦はイリ・レヘカ(チェコ)に4-6 2-6で敗れたが、プレーできない期間が長かっただけにズベレフが本来の調子に戻るために時間がかかることは想定しておく必要があるかもしれない。それでもズベレフはこの日、オーストラリアン・オープンを視野に最初の一歩を踏み出した。

「正直に言うと、痛みが完全になくなったのはここ2~3週間のことなんだ。その前には痛みを感じ、やりたい様々なことをすべて行うことができないでいた。望むレベルに戻るには、あと数週間が必要だろうね」とズベレフは認めた。

 トップ20の選手から2度目の勝利を挙げた21歳のレヘカは、「彼がしばらくプレーしていなかったことはわかっていたけど、彼のような選手が相手だとそのようなことはあまり関係ないんだ。僕は重要な瞬間に力を発揮することができた。強い選手と戦って敗れた昨年の経験があったからこそ、彼のような選手が相手でも自信を持って立ち向かうことができたんだと思うよ」と試合後にコメントした。

 第2試合ではマリー・ブーズコバ(チェコ)がユレ・ニーマイヤー(ドイツ)を6-2 7-5で下し、ドイツは崖っぷちの状態で2日目を迎えることになった。

 引き続き同会場ではナイトセッションでグループDのスペインとイギリスの対戦が行われ、オープニングマッチでナダルがキャメロン・ノリー(イギリス)に6-3 3-6 4-6で敗れる番狂わせが起きた。両者はこれが5度目のマッチアップだったが、過去4戦はすべてストレートセットでナダルが勝っていた。

 サプライズを起こしたノリーは試合後、「素晴らしい試合だった。序盤は彼がネットに出たりドロップショットを決めたりして難しいポイントを取っていたけど、僕は長いラリーでも辛抱強くプレーして状況を受け入れることができた。相手のランキング的にも僕にとってキャリア最大の勝利だよ」と手放しに喜びを表現した。

 続く女子シングルスでは世界ランク145位のケイティ・スワン(イギリス)が同70位のヌリア・パリザス ディアス(スペイン)に3-6 6-1 6-2で逆転勝利をおさめ、グループ首位通過に王手をかけた。

 同大会は18ヵ国の男女混成チームが3チームによる6グループに分かれグループステージ(総当たり戦)を戦い、同じ会場の勝者同士がプレーオフ(シティファイナル)で対決して都市ごとの代表を決め、敗れた中でもっとも成績のいい1チームを加えた4ヵ国が決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。

 チームは男女各4名までで構成され、グループステージの対戦は2日間に渡って男子シングルス2試合+女子シングルス2試合+ミックスダブルス1試合で行われる。

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写真◎Getty Images

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