USオープン失格以来のグランドスラムでジョコビッチの感情が監視下に [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の15日間に渡る本戦が、日曜日にスタートした。
 
 あの事件がなかったとしても、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)はパリで目立つ存在になっていただろう。結局のところ彼は世界ランク1位で今大会の第1シードであり、直近のグランドスラム7大会のうち5つで優勝してタイトル総数を「17」に伸ばしているのだ。

 特にジョコビッチがコート上で見せる感情について、彼が2016年に優勝したこの大会で周囲の注目を集めている。何故ならこれは、ジョコビッチがUSオープン4回戦で失格処分を受けてから初のグランドスラム大会だからだ。彼はコートチェンジの際にカッとなり、後方に打ったボールを誤って線審にぶつけたために失格となっていた。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

「それはニューヨークで起きたことのあと、僕の心に残っている何かだ。長いことそこに留まることになるだろう。もちろん、僕は間違いなく同じ過ちを2度と犯さないようにするよ。起きたことは、もう起きたことだ。僕はそれを受け入れ、前に進んでいく。言うまでもなく、その出来事は僕と多くの人々にとってショックだった。でもそれが人生であり、スポーツだ。そういったことは起こるものさ」とジョコビッチは土曜日に語った。

「でもそれが、僕のテニスコート上での感じ方に重大な悪影響を与えるとは思わない」

 彼はヨーロッパに渡ってふたたびプレーに戻ると、先週のイタリア国際でタイトルを獲得した。

「実際にプレーしたり何らかの方法で感情を表現したりするのに、僕は難しさや感情的動揺を感じたりはしなかった」とジョコビッチはコメントした。「もちろん僕は、コート上での自分のネガティブな反応を可能な限り抑えようと努力している。でもそれが起きることもあるだろうと思う。だからと言って、自分に腹を立てたりはしないよ」。

 今大会の1回戦で、ジョコビッチはミカエル・イーメル(スウェーデン)と対戦する。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

※写真は会場で練習中のノバク・ジョコビッチ(セルビア)
PARIS, FRANCE - SEPTEMBER 25: Novak Djokovic of Serbia looks on during a training session at Roland Garros on September 25, 2020 in Paris, France. (Photo by Martin Sidorjak/Getty Images)

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