シフィオンテクが苦戦を強いられながらもセットは落とさず1回戦をクリア [オーストラリアン・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)がユレ・ニーマイヤー(ドイツ)を6-4 7-5で倒して大会をスタートした。

 第1セットを先取したシフィオンテクは第2セット第1ゲームをブレークされて3-5とリードされたが、相手にセットポイントを与えることなく最後の4ゲームを連取して1時間59分で試合を締めくくった。

 全豪に5年連続出場となる21歳のシフィオンテクは、昨年の大会で自己最高のベスト4をマーク。そのときは5試合を勝ち上がったあと、準決勝でダニエル・コリンズ(アメリカ)に4-6 1-6で敗れていた。

 昨年4月に世界ランク1位の座に就いたシフィオンテクは同年にフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)とUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)を含む8勝を挙げ、WTA最優秀選手賞とITF世界チャンピオンに選ばれるなど圧倒的なシーズンを過ごした。

 シフィオンテクは次のラウンドで、パナ・ウッドバーディ(ハンガリー)を6-4 6-1で破って勝ち上がったカミラ・オソリオ(コロンビア)と対戦する。

 そのほかの試合では第10シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第22シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)、第32シードのジル・タイヒマン(スイス)、ワン・シンユー(中国)、アンナ・ボンダール(ハンガリー)、ジュ・リン(中国)、キャサリン・マクナリー(アメリカ)、カテリーナ・バインドル(ウクライナ)、カーヤ・ユバン(スロベニア)、ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)が2回戦に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)

女子シングルス1回戦|主な試合結果

○1イガ・シフィオンテク(ポーランド)[1] 6-4 7-5 ●2ユレ・ニーマイヤー(ドイツ)

○4カミラ・オソリオ(コロンビア)6-4 6-1 ●3パナ・ウッドバーディ(ハンガリー)

○9エレーナ・ルバキナ(カザフスタン)[22] 7-5 6-3 ●10エリザベッタ・コッチャレット(イタリア)

○11カーヤ・ユバン(スロベニア)7-5 6-1 ●12セレーナ・ヤニチェビッチ(フランス)[Q]

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○18キャサリン・マクナリー(アメリカ)7-5 6-1 ●17ラウラ・ピゴッシ(ブラジル)[LL]

○20カテリーナ・バインドル(ウクライナ)7-5 6-7(8) 6-1 ●19カミラ・ラヒモワ(ロシア)

○21アンナ・ボンダール(ハンガリー)6-2 2-6 6-3 ●22アナ・ボグダン(ルーマニア)

○49マディソン・キーズ(アメリカ)[10] 6-4 3-6 6-2 ●50アンナ・ブリンコワ(ロシア)

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○51ワン・シンユー(中国)7-6(2) 6-4 ●52ストーム・ハンター(旧姓サンダース/オーストラリア)[WC]

○54ナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)6-0 6-3 ●53レオリア・ジャンジャン(フランス)[LL]

○57ジル・タイヒマン(スイス)[32] 7-5 6-1 ●58ハリエット・ダート(イギリス)

○59ジュ・リン(中国)6-2 6-4 ●60レベッカ・マリノ(カナダ)

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写真◎Getty Images

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