秋開催のフレンチ・オープン、雨と寒さの影響は?

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の15日間に渡る本戦が、日曜日にスタートした。
 
 ロラン・ギャロスが通常の春から秋に延期され、1週目に関しては16~18度の気温が予想されている。天気予報はほぼ毎日雨を予想しているが、フィリップ・シャトリエ・コートについに5500万ドルをかけて建設された開閉式屋根が設置されたのはいいことだ。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

「少し奇妙だわ」と2018年チャンピオンのシモナ・ハレプ(ルーマニア)はコメントした。「正直に言って、少し涼しすぎる」。

 彼女や他のプレーヤーたちは、寒さはプレーに影響を与えると話している。ボールが空気を通り抜けて進む速度を落とすというのだ。反対に2016年フレンチ・オープン優勝者のガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は、環境をそのまま受け止めるという。

「天気や開催時期なんてどうでもいいわ。私はここで戦えることを、ただただうれしく思っているの」(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

※写真はシモナ・ハレプ(ルーマニア)の1回戦が行われたセンターコートの様子
PARIS, FRANCE - SEPTEMBER 27: General view inside Court Philippe Chatrier as Simona Halep of Romania plays a backhand during her Women's Singles first round match against Sara Sorribes Tormo of Spain during day one of the 2020 French Open at Roland Garros on September 27, 2020 in Paris, France. (Photo by Shaun Botterill/Getty Images)

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