クブラーとヒジカタが初めてペアを組んだダブルスで初のグランドスラム制覇、同種目は2年連続で地元オーストラリア人ペアが制す [オーストラリアン・オープン]
今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)の男子ダブルス決勝でリンキー・ヒジカタ/ジェイソン・クブラー(ともにオーストラリア)がユーゴ・ニス(モナコ)/ヤン・ジエリンスキ(ポーランド)を6-4 7-6(4)で倒し、ともに初のグランドスラム制覇を果たした。試合時間は1時間23分。
ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り今大会で初めてペアを組んだヒジカタとクブラーのコンビは、昨年のタナシ・コキナキス/ニック・キリオス(ともにオーストラリア)に続いて同種目で地元優勝を飾った。
ふたりはシングルスでもワイルドカードで出場してともに初戦を突破し、29歳のクブラーが第18シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)に4-6 7-5 4-6 2-6で、今大会でグランドスラム初勝利を挙げた21歳のヒジカタは第3シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)に3-6 0-6 2-6で敗れていた。
今大会でのヒジカタ/クブラーは1回戦でハンス・ハッチ ベルドゥーゴ(メキシコ)/ジョン・イズナー(アメリカ)を7-6(6) 6-4で、2回戦で第6シードのロイド・グラスプール(イギリス)/ハリ・ヘリオバーラ(フィンランド)を3-6 7-5 6-2で、3回戦でトミスラフ・ブルキッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)/ゴンサロ・エスコバル(エクアドル)を1-6 7-6(8) 6-4で、準々決勝で第1シードのヴェスレイ・クールホフ(オランダ)/ニール・スクプスキー(イギリス)を6-3 6-1で、準決勝では第8シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)を6-4 6-2で破って決勝進出を決めていた。
昨年3月からペアを組み始めたニス/ジエリンスキは同年9月にUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で8強入りしたあと、2週間後のメス(ATP250/室内ハードコート)でツアー初タイトルを獲得していた。
写真◎Getty Images
Pick up
-
2024-05-03
5月3日発売!『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Related
-
2023-01-27
ミックスダブルスはステファニー/マトスがブラジル人ペアとして史上初のグランドスラム制覇 [オーストラリアン・オープン]
-
2022-09-10
ラム/ソールズベリーが男子ダブルス世界トップ4による決勝を制して2連覇を達成 [USオープン]
-
2022-07-10
パーセルがエブデンとのダブルスでグランドスラム初優勝、第5セット10ポイントタイブレークの末に決着 [ウインブルドン]
-
2022-06-05
アレバロがエルサルバドルに初のグランドスラム優勝杯をもたらし、40歳ロジェは四大大会男子ダブルスで最年長のチャンピオンに [フレンチ・オープン]
-
2022-01-29
キリオスとコキナキスの1歳差コンビがともにグランドスラム初優勝、1980年以来のオージーファイナルを制す [オーストラリアン・オープン]
Pick up
-
2024-05-03
5月3日発売!『テニスフィジバト道場』(横山正吾 著)テニスプレーヤーのための最新フィジカルトレーニング
Tennis Magazine extraシリーズテニスプレ
-
2023-10-30
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「あなたは必ずゲームがうまくなる! [ドリル編]」(堀内昌一著)
「テニス丸ごと一冊 戦略と戦術」シリーズの第4巻、テーマは「
-
2024-02-05
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(荒木尚子/著)2月5日発売
子どもが主体的に動き出すために大人はどうかかわればよいのか(
-
2023-06-13
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ テニス』(宮尾英俊著)好評発売中!
『ライバルに差をつけろ!自主練習シリーズ』のバレーボール、バ
-
2022-12-05
勝つための“食”戦略 『最新テニスの栄養学』(高橋文子著)
Tennis Magazine extra シリーズ最新テニ
-
2023-04-03
『テニスの心理学~“心”技体を鍛えてメンタルタフになれ!』(佐藤雅幸著)
Tennis Magazine extraシリーズの最新刊『
Ranking of articles
-
2024-04-30
本戦がスタート、内島萌夏ら日本勢4人がシングルス初戦を突破 [W100カンガルーカップ国際女子]
-
2024-04-26
本玉真唯と柴原瑛菜が日本人対決の準決勝へ、内島萌夏は逆転負け [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-27
本玉真唯との日本人対決を制した柴原瑛菜がシングルス決勝に進出 [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-25
シングルスの日本勢は本玉真唯、内島萌夏、柴原瑛菜がベスト8に進出 [W100安藤証券オープン東京]
-
2024-04-30
ナダルが3時間超えの激闘を制して4回戦へ、試合後はカチンにシャツをプレゼント [マドリッド・オープン]