トップ2シードを連破した坂詰姫野が国際大会でキャリア最大のタイトルを獲得 [カンガルーカップ国際女子]

写真は女子シングルスで優勝を飾った坂詰姫野(橋本総業ホールディングス/左)と準優勝のケイティ・ブルター(イギリス)(写真提供◎岐阜県テニス協会)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「カンガルーカップ国際女子オープンテニス」(ITFワールドテニスツアーW80/岐阜県岐阜市・長良川テニスプラザ/本戦5月2~7日/賞金総額8万ドル/ハードコート)の女子シングルス決勝で、第7シードの坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)が第2シードのケイティ・ブルター(イギリス)を7-5 6-3で下して優勝を飾った。試合時間1時間25分。

 昨年の全日本テニス選手権でチャンピオンに輝いた21歳の坂詰がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは2021年6月のモナスティル(W15/ハードコート)以来でキャリア5度目だが、過去4回はいずれもW15クラスの大会だった。決勝での戦績は、5勝4敗となった。

 今大会での坂詰は1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)の池戸悠希子(トップランAIOI)を6-0 6-0で退け、2回戦はマディソン・イングリス(オーストラリア)が第2セット途中で棄権したため勝ち上がり、準々決勝で加治遥(島津製作所)を2-6 6-1 6-1で、準決勝では第1シードのチャン・スジョン(韓国)を6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 坂詰は今週の活躍により、大会後に更新される世界ランクでキャリア初のトップ200入りが確実となった。

 同大会が国際大会として開催されるのは4年ぶりで、2021年と22年は国内大会として行われていた。

大会最終日◎試合結果

女子シングルス決勝

○16坂詰姫野(日本/橋本総業ホールディングス)[7] 7-5 6-3 ●32ケイティ・ブルター(イギリス)[2]

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

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写真提供◎岐阜県テニス協会

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