地元フランス期待のガルシアが最初の難関を突破「自分の試合態度に満足している」 [フレンチ・オープン]
今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、第5シードのカロリーヌ・ガルシア(フランス)がワン・シユ(中国)に苦戦を強いられながらも7-6(4) 4-6 6-4で競り勝った。
かなりの競り合いだったが、サービスダウンはお互いに2度ずつに過ぎなかった。タイブレークの末に第1セットを落としたワンは、第2セット第3ゲームでブレークしたリードを守ってセットオールに追いついた。第3セットも凌ぎ合いが続いたが、アグレッシブな姿勢を貫いたガルシアが5-4からのリターンゲームで深くて強いリターンで相手のミスを引き出し2時間38分のバトルに終止符を打った。
「非常に競った試合で風もあったけど、私は正しい態度でポジティブな姿勢を保って常に解決策を見つけようとしていたの」とガルシアは試合後にコメントした。
「勝負を分けたのは数ポイントだった。彼女はうまくやれることをたくさん持っており、非常にアグレッシブないいプレーをする。私は落ち着きを保ち、少ないチャンスをものにする必要があった。自分の試合に対する姿勢には物凄く満足している。冷静でポジティブだった。ここ最近はそれができていなかったの」
地元フランスの期待を背負うガルシアは次のラウンドで、イザリン・ボナボントゥー(ベルギー)を6-2 6-0で破って勝ち上がったアンナ・ブリンコワ(ロシア)と対戦する。
写真◎Getty Images
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