上地結衣/モンジェーヌが同ペアでのグランドスラム初タイトルを獲得 [フレンチ・オープン車いすの部]

写真は車いす女子シングルス決勝での上地結衣(三井住友銀行)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の車いす女子ダブルス決勝で第1シードの上地結衣(三井住友銀行)/クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)がディーダ・デ グロート(オランダ)/マリア フロレンシア・モレノ(アルゼンチン)を6-2 6-3で下し、同ペアでのグランドスラム初タイトルを獲得した。試合時間は1時間16分。

 モンジェーヌと上地のコンビは、今回がグランドスラム大会で3度目のダブルス参戦。昨年のロラン・ギャロスとUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でも決勝に進出したが、いずれもデ グロート/アニーク・ファンクォト(オランダ)に敗れて準優勝に終わっていた。

 今大会での上地/モンジェーヌは1回戦でアンヘリカ・ベルナール(コロンビア)/船水梓緒里(ヤフー株式会社)を6-1 6-3で、準決勝ではポリーヌ・デルレード/エマニュエル・モーク(フランス)を6-1 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 シングルスに第1シードで出場していたデ グロートは同日に行われた決勝で第2シードの上地を6-2 6-0で倒しており、単複2冠を目指していた。

 車いすテニスは今年から更に規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われた。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles