羽澤慎治がITFツアーのシングルスで初優勝、田口涼太郎とのダブルスも制して2冠達成 [M15ナコーンシータンマラート]

写真は男子シングルスで優勝を飾った羽澤慎治(JCRファーマ)(写真提供◎羽澤慎治:JCRファーマ所属)


 国際テニス連盟(ITF)の男子ツアー下部大会「ITF男子サーキット」(ITFワールドテニスツアーM15/タイ・ナコーンシータンマラート/6月5~11日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で第3シードの羽澤慎治(JCRファーマ)が第7シードのS D プラジワル・デーブ(インド)を6-3 6-4で下し、ITFツアーの同種目で初優勝を飾った。試合時間は1時間43分。

 24歳の羽澤は昨年7月にスレンバン(M15/ハードコート)で一度決勝に進出したが、住澤大輔(イカイ)に0-6 2-6で敗れていた。

 今大会での羽澤は1回戦でサンタブ・スクスムラーン(タイ)を6-0 6-3で、2回戦でフィン・レイノルズ(ニュージーランド)を6-4 6-3で、準々決勝でマニッシュ・スレッシュクマール(インド)を6-3 6-2で、準決勝では第1シードのブレイク・エリス(オーストラリア)を6-4 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 田口涼太郎(Team REC)とのペアでダブルスにも参戦していた羽澤は前日に行われた決勝で第1シードのブレイク・ベイルドン(オーストラリア)/エリスを6-4 7-5で倒しており、単複2冠を達成した。

 ITFツアーの同種目では羽澤が7勝目、22歳の田口は単複を通して初のタイトル獲得となった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Ret.は途中棄権

上位の試合結果

男子シングルス決勝

○9羽澤慎治(日本/JCRファーマ)[3] 6-3 6-4 ●25S D プラジワル・デーブ(インド)[7]

男子シングルス準決勝

○9羽澤慎治(日本/JCRファーマ)[3] 6-4 6-2 ●1ブレイク・エリス(オーストラリア)[1]

○25S D プラジワル・デーブ(インド)[7] 7-6(2) 6-3 ●18マキシマス・ジョーンズ(タイ)

男子シングルス準々決勝

○1ブレイク・エリス(オーストラリア)[1] 5-3 Ret. ●7アイザック・ベクロフト(ニュージーランド)

○9羽澤慎治(日本/JCRファーマ)[3] 6-3 6-2 ●14マニッシュ・スレッシュクマール(インド)

○18マキシマス・ジョーンズ(タイ)6-1 6-7(6) 7-6(2) ●24カシディット・サムレイ(タイ)[4]

○25S D プラジワル・デーブ(インド)[7] 3-6 6-3 6-4 ●32フィリップ・セクリッチ(オーストラリア)[2]

男子ダブルス決勝

○15羽澤慎治/田口涼太郎(JCRファーマ/Team REC)6-4 7-5 ●1ブレイク・ベイルドン/ブレイク・エリス(オーストラリア)[1]

男子ダブルス準決勝

○1ブレイク・ベイルドン/ブレイク・エリス(オーストラリア)[1] 6-3 6-3 ●8コンサップ・コンカール/イン・バンシュオ(タイ/台湾)

○15羽澤慎治/田口涼太郎(JCRファーマ/Team REC)2-6 6-3 [10-5] ●9パラフーム・コバピトゥクテッド/パウィット・ソーンラクサップ(タイ)


男子ダブルス優勝の羽澤慎治(JCRファーマ/左)と田口涼太郎(Team REC)(写真提供◎羽澤慎治:JCRファーマ所属)

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写真提供◎羽澤慎治:JCRファーマ所属

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