前哨戦好調のガウフが1セットダウンから巻き返して初戦に勝利 [USオープン]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第6シードのココ・ガウフ(アメリカ)が予選勝者のラウラ・シグムンド(ドイツ)に3-6 6-2 6-4で逆転勝利をおさめた。試合時間は2時間51分。

 全米に6年連続出場(2018年の予選敗退を含む)となる19歳のガウフは、昨年の大会で自己最高のベスト8をマーク。そのときは第12シードから4試合を勝ち上がったあと、準々決勝でカロリーヌ・ガルシア(フランス)に3-6 4-6で敗れていた。

 初戦敗退に終わったウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)のあとUSオープンに向けたハードコートの前哨戦3大会でプレーしたガウフはワシントンDC(WTA500)とシンシナティ(WTA1000)でタイトルを獲得し、11勝1敗の戦績で今大会を迎えている。

 ガウフは次のラウンドで、予選勝者のオリビア・ガデツキ(オーストラリア)を1-6 6-3 6-4で破って勝ち上がった16歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では第11シードのペトラ・クビトバ(チェコ)、第20シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、第24シードのマグダ・リネッテ(ポーランド)、第30シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)、第32シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、エリナ・アバネシアン(ロシア)、アンナ・カリンスカヤ(ロシア)、ワン・シユ(中国)、アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が2回戦に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)

大会初日|8月28日

女子シングルス1回戦|主な試合結果

○9エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[20] 6-2 4-6 6-1 ●10ジャスミン・パオリーニ(イタリア)

○12エリナ・アバネシアン(ロシア)6-2 1-6 6-4 ●11アリゼ・コルネ(フランス)

○14ワン・シユ(中国)4-6 6-3 7-6(10-6) ●13ヴィクトリア・フルンカコバ(スロバキア)[LL]

○17ペトラ・クビトバ(チェコ)[11] 6-1 7-6(5) ●18クリスティーナ・ブクサ(スペイン)

-----

○20カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)[WC] 6-3 6-2 ●19タチアナ・プロゾロワ(ロシア)[Q]

○24マグダ・リネッテ(ポーランド)[24] 6-3 6-1 ●23アリャクサンドラ・サスノビッチ(ベラルーシ)

○25エリース・メルテンス(ベルギー)[32] 3-6 6-3 7-6(10-3) ●26ミリアム・ビョルクルン(スウェーデン)[Q]

○30ミルラ・アンドレエワ(ロシア)1-6 6-3 6-4 ●29オリビア・ガデツキ(オーストラリア)[Q]

-----

○32ココ・ガウフ(アメリカ)[6] 3-6 6-2 6-4 ●31ラウラ・シグムンド(ドイツ)[Q]

○36アイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)3-6 6-2 6-4 ●35パナ・ウッドバーディ(ハンガリー)

○37アンナ・カリンスカヤ(ロシア)6-4 6-2 ●38カテリーナ・シニアコバ(チェコ)

○40ソラナ・シルステア(ルーマニア)[30] 6-2 6-3 ●39ケイラ・デイ(アメリカ)[WC]

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles