ガウフが現役に復帰したウォズニアッキの進撃を食い止め2年連続ベスト8進出 [USオープン]

写真はココ・ガウフ(アメリカ)(Getty Images)


 今年最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月28日~9月10日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第6シードのココ・ガウフ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した元世界ナンバーワンのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)を6-3 3-6 6-1で振りきりベスト8に進出した。試合時間は2時間。

 全米に6年連続出場(2018年の予選敗退を含む)となる19歳のガウフは、昨年の大会で自己最高のベスト8をマーク。そのときは第12シードから4試合を勝ち上がったあと、準々決勝でカロリーヌ・ガルシア(フランス)に3-6 4-6で敗れていた。

 初戦敗退に終わったウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)のあとUSオープンに向けたハードコートの前哨戦3大会でプレーしたガウフはワシントンDC(WTA500)とシンシナティ(WTA1000)でタイトルを獲得し、11勝1敗の戦績で今大会を迎えている。

 両者は今回が初対戦。2020年オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)を最後に一度引退した33歳のウォズニアッキは2度の出産を経て3週間前のモントリオールで復帰して2大会でプレー(1勝2敗)したあと、ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り2009年と14年に準優勝を飾った大会でグランドスラム復帰を果たしていた。

 今大会でのガウフは1回戦で予選勝者のラウラ・シグムンド(ドイツ)を3-6 6-2 6-4で、2回戦で16歳のミルラ・アンドレエワ(ロシア)を6-3 6-2で、3回戦では第32シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を3-6 6-3 6-1で破って16強入りを決めていた。

 ガウフは準々決勝で、タイトル防衛を目指す第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と第20シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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