西岡良仁が第3セットのタイブレークを制して本戦白星デビュー [ロレックス上海マスターズ]

写真はチャイナ・オープンでの西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ロレックス上海マスターズ」(中国・上海/10月4~15日/賞金総額1004万6270ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、西岡良仁(ミキハウス)がダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)に6-4 3-6 7-6(2)で競り勝った。試合時間は2時間54分。

 同大会に4年ぶり3度目の出場となる28歳の西岡は、ダイレクトインで初の本戦入り。前回プレーした2019年は、予選決勝でアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)に3-6 2-6で敗れていた。

 両者は今回が初対戦。西岡は2週間前の珠海(ATP250/ハードコート)で4試合を勝ち抜き、決勝でカレン・ハチャノフ(ロシア)に6-7(2) 1-6で敗れはしたが準優勝を飾った。

 西岡は次のラウンドで、第8シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)と対戦する。シード勢は初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの日本勢は綿貫陽介(フリー)とダニエル太郎(エイブル)がダイレクトインしており、初戦の相手は綿貫がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したシャン・ジュンチャン(中国)、ダニエルは予選勝者のデイン・スウィーニー(オーストラリア)となっている。

 予選には5人の日本人選手がエントリーしていたが、内山靖崇(積水化学工業)が1勝を挙げたのみだった。

 4年ぶりの開催となる上海マスターズはATPツアーで年間9大会行われるマスターズ1000シリーズの今季第8戦で、シングルス96ドロー&ダブルス32ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

予選結果|日本人選手

予選決勝

●43内山靖崇(積水化学工業)6-7(4) 6-4 3-6 ○42ツェン・チュンシン(台湾)

予選1回戦

●21島袋将(日本/有沢製作所)[6] 2-6 7-6(3) 4-6 ○22アルトゥール・ウェバー(フランス)

●41望月慎太郎(日本/Team YUKA)[11] 6-4 1-6 4-6 ○42ツェン・チュンシン(台湾)

●24内田海智(日本/富士薬品)[17] 3-6 6-7(5) ○23フィリップ・セクリッチ(オーストラリア)

○43内山靖崇(積水化学工業)6-2 4-6 6-1 ●44エフゲニー・ドンスコイ(ロシア)[14]

●18守屋宏紀(日本/安藤証券)3-6 2-6 ○17テレンス・アトマン(フランス)[5]

上位出場選手シード順位|シングルス

カルロス・アルカラス(スペイン)[1]
ダニール・メドベージェフ(ロシア)[2]
オルガ・ルーネ(デンマーク)[3]
ステファノス・チチパス(ギリシャ)[4]
アンドレイ・ルブレフ(ロシア)[5]
ヤニク・シナー(イタリア)[6]
テイラー・フリッツ(アメリカ)[7]
キャスパー・ルード(ノルウェー)[8]

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写真◎Getty Images

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