ジェン・チンウェンとアダッド マイアがシングルス決勝に進出 [WTAエリート・トロフィー]

写真はベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)(Getty Images)


 4年ぶりの開催となるWTAツアー最終戦のひとつとなる「Huafa TechnologyWTAエリート・トロフィー珠海」(ファイナルズ/中国・広東省珠海/10月24~29日/賞金総額260万ドル/ハードコート)の大会5日目は、女子シングルス準決勝2試合と女子ダブルスのグループステージ最終戦が行われた。

 この大会は女子トップ8によるエリート大会「GNP保険WTAファイナルズ・カンクン」(WTAファイナルズ/10月29日~11月5日/メキシコ・カンクン/ハードコート)の出場権を逃したツアーのトップ選手(シングルス12人、ダブルス6組)が参加し、グループごと(シングルス:各3人の4グループ、ダブルス:各3組の2グループ)の総当たり戦(ラウンドロビン)で勝者となった選手たちによって優勝を争う。

 シングルスはオーキッド・グループで第7シードのジェン・チンウェン(中国)がローズ・グループで第12シードのジュ・リン(中国)との地元勢対決を7-5 4-6 6-1で制し、カメリア・グループで第8シードのベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)はアザレア・グループで第6シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-4 6-1で下してそれぞれ決勝に進出した。

 ダブルスでは第2シードの加藤未唯(ザイマックス)/アルディラ・スチアディ(インドネシア)が第5シードのワン・シユ/シュー・イーファン(ともに中国)に4-6 7-5 [12-10]で逆転勝利をおさめてブーゲンビリア・グループ首位の座を確保し、既にリリィ・グループ首位通過を決めていた第1シードのアダッド マイア/ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)に対する決勝に駒を進めた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)

大会5日目◎試合結果|10月28日

女子シングルス準決勝

○2ベアトリス・アダッド マイア(ブラジル)[8] 6-4 6-1 ●1ダリア・カサキナ(ロシア)[6]

○4ジェン・チンウェン(中国)[7] 7-5 4-6 6-1 ●3ジュ・リン(中国)[12/WC]

ラウンドロビン|ダブルス

リリィ・グループ

●オクサーナ・カラシニコワ/ヤナ・シジコワ(ジョージア/ロシア)[4] 4-6 6-7(4) ○ジアン・シンユー/タン・キアンホェイ(中国)[6]

リリィ・グループ|最終順位

1位 ベアトリス・アダッド マイア/ベロニカ・クデルメトワ(ブラジル/ロシア):2勝0敗(セット4-0、ゲーム24-9)
2位 ジアン・シンユー/タン・キアンホェイ(中国):1勝1敗(セット2-2、ゲーム19-22)
3位 オクサーナ・カラシニコワ/ヤナ・シジコワ(ジョージア/ロシア):0勝2敗(セット0-4、ゲーム13-25)

ブーゲンビリア・グループ

○加藤未唯/アルディラ・スチアディ(ザイマックス/インドネシア)[2] 4-6 7-5 [12-10] ●ワン・シユ/シュー・イーファン(中国)[5/WC]

ブーゲンビリア・グループ|最終順位

1位 加藤未唯/アルディラ・スチアディ(ザイマックス/インドネシア):2勝0敗(セット4-2、ゲーム25-21)
2位 ワン・シユ/シュー・イーファン(中国):1勝1敗(セット3-2、ゲーム23-17)
3位 ウルリカ・エイケリ/リューメラ・キッチュノック(ノルウェー/ウクライナ)[3]:0勝2敗(セット1-4、ゲーム15-25)

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写真◎Getty Images

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