前年覇者ゲルゲスが準々決勝へ、メルテンスは敗退 [BGL BNPパリバ・ルクセンブルク・オープン]

WTAツアー公式戦の「BGL BNPパリバ・ルクセンブルク・オープン」(WTAインターナショナル/ルクセンブルク・ルクセンブルク/10月14~20日/賞金総額25万ドル/室内ハードコート)の女子シングルス2回戦で、前年度覇者のユリア・ゲルゲス(ドイツ)がソラナ・シルステア(ルーマニア)を4-6 6-4 6-4で倒し、ベスト8に駒を進めた。

 第2シードのゲルゲスは第1セットの最終ゲームでダブルフォールトを犯してブレークされたが、第2セットでは3-3からブレークを果たして4-3とリードを奪い、そのまま残りのサービスゲームをキープしてセットオールに持ち込んだ。

 第3セットでは今度はシルステアがブレークポイントでダブルフォールトを犯し、ゲルゲスに5-4のリードを献上。ゲルゲスは次のゲームでふたつのブレークポイントを凌いだ末に、ふたつ目のマッチポイントをものにして勝利をつかんだ。

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 ゲルゲスは次のラウンドで、リオデジャネイロ五輪金メダリストのモニカ・プイグ(プエルトリコ)と対戦する。プイグはこの日、2時間50分を要した熱戦の末にクリスティーナ・プリスコバ(チェコ)に7-6(5) 3-6 7-6(6)で競り勝った。

 一方、第1シードのエリース・メルテンス(ベルギー)はエレナ・オスタペンコ(ラトビア)に6-4 2-6 2-6で敗れた。先週のリンツで準優勝した勢いを保っている様子のオスタペンコは準々決勝で、予選勝者のアントニア・ロットナー(ドイツ)と対戦する。

 ロットナーは同胞のアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)が第1セットを1-6で落としたあとに棄権したため、試合をフルに戦わずに勝ち上がりを決めていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は北京の大会でのユリア・ゲルゲス(ドイツ)
BEIJING, CHINA - SEPTEMBER 28: Julia Goerges of Germany returns a shot against Polona Hercog of Slovenia during women's singles first round match of 2019 China Open at the China National Tennis Center on September 28, 2019 in Beijing, China. (Photo by Xinyu Cui/Getty Images)

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