西岡良仁は「大事をとって」2回戦を棄権、マナリノが不戦勝でベスト8に進出 [ダラス・オープン]

写真は男子シングルス1回戦での西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ダラス・オープン」(ATP250/アメリカ・テキサス州ダラス/2月5~11日/賞金総額84万1590ドル/室内ハードコート)の男子シングルス2回戦に進出していた西岡良仁(ミキハウス)が棄権したため、第4シードのアドリアン・マナリノ(フランス)が不戦勝でベスト8に進出した。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、マナリノはこの試合が初戦となる予定だった。

 西岡は自身のSNSを更新し、「初戦後からかなり体がキツく、食事後に若干の吐き気などがあった為、大事をとってリタイアしました」と説明した。

「かなり内臓の疲れを感じていましたが、デビスカップからの強行だったので怪我のリスクと体調がこれ以上悪くなるリスクを避けました。デルレイビーチには間に合うと思うのでそこからまた頑張ります!」

 同大会に2年ぶりの出場となる28歳の西岡は前回プレーした2022年に初戦を突破し、2回戦でマナリノに3-6 1-6で敗れていた。同大会がメンフィスで開催されていた2016年にプレーした西岡は、予選から4試合を勝ち抜き8強入りしていた。

 今大会での西岡は1回戦でラッキールーザー(予選決勝で敗れたが欠場者が出たため本戦出場権を得た選手)のテレンス・アトマン(フランス)を7-6(5) 4-6 6-3で破り、今季のATPツアー初勝利を挙げていた。

 マナリノは次のラウンドで、ジェームズ・ダックワース(オーストラリア)と対戦する。ダックワースは前日に行われた2回戦で、第5シードのクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)を7-6(3) 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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