線審に暴言を吐いたルブレフが失格処分でブブリクの決勝進出が決定 [ドバイ選手権]

写真は失格処分を受けたアンドレイ・ルブレフ(ロシア/右)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ドバイ・デューティーフリー・テニス選手権」(ATP500/アラブ首長国連邦・ドバイ/2月26日~3月2日/賞金総額311万3270ドル/ハードコート)の男子シングルス準決勝で第2シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)が試合終盤に失格処分を受けたため、第7シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が6-7(4) 7-6(5) 6-5としたところで試合が終了した。

 2つのタイブレークの末にセットを分け合ったあとルブレフは第3セットで2-0とリードしながら第8ゲームで追いつかれ、5-5からブブリクがキープしたあと最後のポイントでラリー中のショットがアウトだったとルブレフが怒りを露わにして線審に文句を言った。

 チェンジエンドの間にロシア語が分かる別の線審が主審とスーパーバイザーにルブレフがロシア語で暴言を吐いたと申告し、ルブレフは「僕はは英語を話していた。ロシア語で話していないしそんなことは言っていない」と否定したが、聞き入れられることなく『スポーツマンシップに反する行為』による失格の処分を言い渡された。

 握手を交わしたあとも納得のいかない様子のブブリクは試合続行を懇願したが、決定が覆されることはなかった。

 ブブリクは決勝で、タイトル防衛を目指していた第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を7-5 6-3で破って勝ち上がった第5シードのユーゴ・アンベール(フランス)と対戦する。両者はこれが初対決となるが、アンベールは過去5度のツアー決勝で全勝を誇っている。

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写真◎Getty Images

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