ルバキナがアザレンカに競り勝ち2年連続決勝進出「私は最後まで戦った」 [マイアミ・オープン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「マイアミ・オープン」(WTA1000/アメリカ・フロリダ州マイアミ/3月19~31日/賞金総額877万480ドル/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第4シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)が第27シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に6-4 0-6 7-6(2)で競り勝ち大会初優勝に王手をかけた。

 3-3から相手のサービスゲームを破って第1セットを先取したルバキナは1ゲームも取れずに第2セットを落とし、第3セット5-4からブレークバックを許しながらももつれ込んだタイブレークで迎えた2度目のマッチポイントをものにして2時間33分で今大会4度目のフルセットマッチを締めくくった。

 アザレンカは獲得ポイント数で95対88と相手を上回っていたが、4度目の対決だったルバキナに対する初勝利を挙げることはできなかった。

「(第1セット終了後にアザレンカがバスルームブレイクを取ったため)少し間ができたときに私はコートに留まったけど、本当に蒸し暑くて厳しいコンディションだったから少し離れるべきだったかもしれない。エネルギーが下がってしまい、ビカ(アザレンカ)はとてもアグレッシブにカムバックしてきた。3ゲームをあっさり落としたあとは立て直すのが非常に難しかったから、第3セットに備えようと思っていたわ」とルバキナは簡単に落としてしまった第2セットを振り返った。

「私は最後まで戦ったし、タイブレークでは気持ちを切り替えてとにかく思いきってポイントを取りにいこうと心掛けた」

 今季3勝目を目指すルバキナは2年連続となる決勝で、第14シードのエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-3 6-2で破って勝ち上がったダニエル・コリンズ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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