内島萌夏がシングルスでキャリア最大のタイトルを獲得、ITFツアー10勝目 [W100サラゴサ]

写真は女子シングルスで優勝を飾った内島萌夏(安藤証券)(写真提供◎内島萌夏:安藤証券所属)


 国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「サラゴサ・オープン」(ITFワールドテニスツアーW100/スペイン・アラゴン州サラゴサ/4月8~14日/賞金総額10万ドル/クレーコート)の女子シングルス決勝で、ノーシードから勝ち上がってきた内島萌夏(安藤証券)が第6シードのジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)を6-1 6-2で下して優勝を飾った。試合時間は1時間6分。

 22歳の内島がITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは1月のプネー(W50/ハードコート)以来でキャリア10度目(準優勝4回)だが、6万ドル以上の大会では初となる。

 今大会に日本勢で唯一出場した内島は1回戦で第1シードのアランチャ・ラス(オランダ)を1-6 7-5 6-4で、2回戦でオリビア・ガデツキ(オーストラリア)を7-5 6-3で、準々決勝でイリナ・シマノビッチ(ベラルーシ)を6-3 7-5で、準決勝ではオクサーナ・セレクメテワ(ロシア)を6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 イザベル・ハヴェラグ(オランダ)とのペアでダブルスにも出場していた内島は、準々決勝で第2シードのミリアム・コルディヨバ/アンナ・シスコバ(ともにチェコ)に6-3 2-6 [6-10]で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

日本人選手の試合結果

女子シングルス決勝

○2内島萌夏(日本/安藤証券)6-1 6-2 ●25ジェシカ・ボウサス マネイロ(スペイン)[6]

女子シングルス準決勝

○2内島萌夏(日本/安藤証券)6-4 6-3 ●14オクサーナ・セレクメテワ(ロシア)

女子シングルス準々決勝

○2内島萌夏(日本/安藤証券)6-3 7-5 ●6イリナ・シマノビッチ(ベラルーシ)

女子シングルス2回戦

○2内島萌夏(日本/安藤証券)7-5 6-3 ●4オリビア・ガデツキ(オーストラリア)

女子シングルス1回戦

○2内島萌夏(日本/安藤証券)1-6 7-5 6-4 ●1アランチャ・ラス(オランダ)[1]

女子ダブルス準々決勝

●13イザベル・ハヴェラグ/内島萌夏(オランダ/安藤証券)6-3 2-6 [6-10] ○16ミリアム・コルディヨバ/アンナ・シスコバ(チェコ)[2]

女子ダブルス1回戦

○13イザベル・ハヴェラグ/内島萌夏(オランダ/安藤証券)7-6(5) 6-4 ●14アモンディーヌ・エス/アランチャ・ラス(フランス/オランダ)

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写真提供◎内島萌夏:安藤証券所属

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