インディアンウェルズで敗れた大坂に雪辱したサムソノワが連敗を「4」で食い止め3回戦へ「この試合に勝ったことが信じられない」 [マドリッド・オープン]

写真はリュドミラ・サムソノワ(ロシア)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTA1000/スペイン・マドリッド/4月25日~5月7日/賞金総額877万480ドル/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第15シードのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)が元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)に6-2 4-6 7-5で競り勝った。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、サムソノワはこの試合が初戦だった。今シーズンのサムソノワは4強入りした2月のアブダビ以外では連勝できておらず、同月のドバイ3回戦から4連敗中で今大会を迎えていた。

 立ち上がりから相手のサービスゲームを2度連続で破って第1セットを先取したサムソノワは第2セット4-2から4ゲームを連取されてセットオールに追いつかれたが、第3セット5-5からブレークに成功して2時間22分で久し振りの勝利をもぎ取った。

 ふたりは3月にインディアンウェルズの2回戦で一度顔を合わせており、大坂が7-5 6-3で勝っていた。

「物凄くうれしい。この試合に勝ったことが信じられない。このところ何試合かに負けており、苦しい時期を過ごしていたから。今日はクレイジーだった。6-2 4-2でリードしていたのよ。もちろん彼女(大坂)のプレーは素晴らしかったわ」とサムソノワは試合後にコメントした。

「ここでは(前回敗れたインディアンウェルズと比べて)より高いレベルでプレーできたと思う。私は彼女を動かそうと心掛けた。もちろん彼女は常にチャンピオンだから、簡単じゃなかった」

 サムソノワは次のラウンドで、イリナ カメリア・ベグ(ルーマニア)を7-6(3) 7-6(6)で破って勝ち上がった第18シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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