『成長の原動力』——ノアインドアステージ、全国35校目となる南町田校が7月オープン
ノアインドアステージといえば、テニス経験者なら誰もが少なくとも聞いたことがあるに違いない。それもそのはず、現在の社名に変更した1999年より前から関西で次々とスクールを開校し、今では全国8都府県で計34校、生徒数4万人以上を誇る国内最大手のテニススクールだ。また、スクールとしての「ノア」にとどまらず、男子の国際大会の冠スポンサーを2015年から務めていることや、所属選手の活躍、チームとしての日本リーグでの成績を見聞きしたことがある人も少なくないだろう。
近年は新設校も加速度的に増え、2022年以降は東海地区初開校となる名古屋瓢箪山校を含めて10校が開校した。そしてこの夏、35校目となる南町田校がオープンする。東京では国分寺校、世田谷桜新町校に続く3校目。東急田園都市線の南町田グランベリーパーク駅から徒歩5分という好アクセスで、インドアコート3面を配し、同じスペースを利用してバドミントンクラスも同時開講される。
|室内コートのメリットとホスピタリティー精神
ノアのコーチ陣やフロントスタッフは常に笑顔で丁寧な接客を心がけている
急成長を遂げてきたノアの魅力とは何か。
まずは、その社名の通り、天候に左右されない冷暖房完備の室内コートであることが挙げられる。雨風にスケジュールを乱されることなく、暑さ寒さとも無縁の快適環境でいつもプレーできるし、日焼けの心配も無用だ。
親会社である国産マッチ最大手の日東社が工場跡地を利用し、1980年に「日東興業株式会社」として「姫路テニスクラブ」を設立したのがノアの発祥だが、当初は屋外コート10面のテニスクラブだった。その10年後、10面のうち3面を室内コートに改装したのが、インドアスクールとしての歴史の始まりだ。さらに4年後の1994年には、ハードコートだったインドアのサーフェスを、足腰への負担が軽いといわれるカーペットに張り替えた。転倒時のケガのリスクも低く、主に健康志向の愛好者の人気を呼び込んだ。
1999年に現在の社名である「ノアインドアステージ株式会社」に変更してから四半世紀。前述したインドアテニスのメリットに加え、振替受講制度も他校へ振替できるなど充実しているのもうれしい。
しかし、施設やシステム以上にノアが自信を持っているのは〈人〉だ。オープンを控える南町田校の責任者、井戸垣直人さんはこう話す。「ノアのモットーは楽しく上達できるテニス。コーチ陣もフロントスタッフも常に明るく元気に、笑顔でていねいな接客を心がけています。それが自分たちの一番の強みだと思いますね」そのようなスタッフたちが作り出す雰囲気は、ノアが主なターゲットと考えている初心者や子どもたちにも安心感を与える。
|子どもたちに輝く未来の可能性を
南町田校では子どもたちの可能性を広げる『運動神経向上スクール』が併設される予定だ
テニスの魅力を積極的に伝えたい、伝えなければという情熱や責任感は、子どもたちにはより豊かな選択肢を与えたいという考えにもつながっている。南町田校では、子どもたちの可能性を広げる『運動神経向上スクール』が併設される予定だ。
「子どもの頃からさまざまなスポーツを通して運動能力と人間性を高めることが大切です。テニスに限らず、将来どんな競技を選んだとしてもそのフィールドで輝ける子どもたちを育てたいと考えています」と井戸垣さん。宝塚伊丹校、名古屋瓢箪山校に続いてノアでは3校目となる『ゴールデンキッズ』の開講は、まさにそんな思いをかたちにしたものだろう。
ゴールデンエイジと呼ばれる6歳から12歳頃までに積んだ運動経験は、将来の運動能力に大きく影響するといわれる。同スクールでは、スポーツの基礎を総合的に身につけるだけでなく、スポーツを通じた礼儀やマナーの習得も目指す。
夢の詰まったノアインドアステージ。ノアが誇るコーチ陣の指導力、技術力を高める育成システムなどについては、次回(8月公開)で紹介する予定だ。
◇ ◇
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