日本人ペアが4強独占のダブルスはトップシードを守った阿部宏美/永田杏里がコンビ2勝目 [W15富山大東建託オープン]

写真は(右から)阿部宏美(EMシステムズ)、永田杏里(島津製作所)、トーナメントディレクターの杉山愛さん、松田鈴子(ノア・インドアステージ)、西本聖良(トップラン)(@JWT50)


 国内で開催される国際テニス連盟(ITF)の女子ツアー下部大会「W15富山大東建託オープン supported by JWT50」(ITFワールドテニスツアーW15/富山県中新川郡・常願寺川公園テニスコート/本戦5月14~19日/賞金総額1万5000ドル/ハードコート)の本戦5日目は、女子シングルス準決勝2試合と女子ダブルス準決勝2試合&決勝が行われた。

 シングルスは第2シードのホー チン・ウー(香港)が第3シードの光崎楓奈(フリー)を6-1 6-1で退け、第6シードの西村佳世(Ai Love All Tennis Academy 香枦園)はキム・ユジン(韓国)を6-2 6-0で下してそれぞれ決勝に進出した。

 日本人ペアが4強を独占したダブルスの決勝は阿部宏美(EMシステムズ)/永田杏里(島津製作所)と松田鈴子(ノア・インドアステージ)/西本聖良(トップラン)の対戦となり、第1シードの阿部/永田がノーシードから勝ち上がってきた松田/西本を6-2 6-3で倒して優勝を飾った。試合時間は1時間14分。

 ともに2000年生まれで24歳の阿部と永田は、昨年10月の牧之原(W25/砂入り人工芝コート)以来のコンビ2勝目を挙げた。ITFツアーの同種目でタイトルを獲得したのは阿部が7度目、永田は5度目となる。

 大会最終日の5月19日(日)は11時00分から、女子シングルス決勝が行われる予定になっている。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

本戦5日目◎5月18日|試合結果

女子シングルス準決勝

○16西村佳世(日本/Ai Love All Tennis Academy 香枦園)[6] 6-2 6-0 ●5キム・ユジン(韓国)

○32ホー チン・ウー(香港)[2] 6-1 6-1 ●24光崎楓奈(日本/フリー)[3]

女子ダブルス準決勝

○1阿部宏美/永田杏里(EMシステムズ/島津製作所)[1] 6-1 6-4 ●7力石優衣/佐藤久真莉(フランチャイズビジネスインキュベーション/富士薬品)

○11松田鈴子/西本聖良(ノア・インドアステージ/トップラン)7-6(5) 6-4 ●13長谷川愛依/東谷和(フリー/河内庭球倶楽部)

女子ダブルス決勝

○1阿部宏美/永田杏里(EMシステムズ/島津製作所)[1] 6-2 6-3 ●11松田鈴子/西本聖良(ノア・インドアステージ/トップラン)


女子シングルス決勝に進出した西村佳世(Ai Love All Tennis Academy 香枦園)(@JWT50)

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