園部八奏がジュニアグランドスラムのシングルスで初のベスト16進出、クロスリー真優はダブルスで初戦突破 [フレンチ・オープン]

写真はジュニア女子シングルス1回戦での園部八奏(与野テニスクラブ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)のジュニア女子シングルス2回戦で、第6シードの園部八奏(与野テニスクラブ)がクリスティアナ・シドロワ(ロシア)に4-6 6-1 6-0で逆転勝利をおさめて16強入りを決めた。試合時間は1時間38分。

 昨年のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)からジュニアグランドスラムに6大会連続出場となる16歳の園部は木下晴結(Team Rise)とペアを組んだ2023年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で4強入りした実績を持っているが、シングルスではデビュー大会で1勝した以外はすべて初戦敗退に終わっていた。

 一般の大会にも挑戦しながらWTAランキングを886位まで上げている園部は4月にオッフェンバッハ(J500/クレーコート)のシングルスでキャリア最大のタイトルを獲得し、ジュニア世界ランクのトップ10入り(6月3日付では13位)を果たした。

 園部は次のラウンドで、ライマ・ヴラドソン(リトアニア)を6-1 6-2で破って勝ち上がった第12シードのテレサ・バレントバ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの女子日本勢はクロスリー真優(東京都TA)がアントニア・ベルガラ リベラ(チリ)とのペアで第6シードで出場しているダブルスの初戦に臨み、モニカ・エクストランド/テア・フロディン(ともにアメリカ)を6-4 3-6 [10-5]で退けた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

大会10日目|6月4日◎女子ジュニアの部

ジュニア女子シングルス2回戦◎試合結果|日本人選手

○16園部八奏(日本/与野テニスクラブ)[6] 4-6 6-1 6-0 ●13クリスティアナ・シドロワ(ロシア)

ジュニア女子シングルス3回戦◎組み合わせ|日本人選手

16園部八奏(日本/与野テニスクラブ)[6] vs 9テレサ・バレントバ(チェコ)[12]

ジュニア女子ダブルス1回戦◎試合結果|日本人選手

○17クロスリー真優/アントニア・ベルガラ リベラ(東京都TA/チリ)[6] 6-4 3-6 [10-5] ●18モニカ・エクストランド/テア・フロディン(アメリカ)

ジュニア女子ダブルス2回戦◎組み合わせ|日本人選手

8園部八奏/ミカ・ストイサビレビッチ(与野テニスクラブ/イギリス)[7] vs 5マラク・エル アラミ/ローズ マリー・ナイカンプ(モロッコ/オランダ)

17クロスリー真優/アントニア・ベルガラ リベラ(東京都TA/チリ)[6] vs 20ジュリー・パスティコバ/ユリア・シュトゥセク(チェコ/ドイツ)

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写真◎Getty Images

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